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麻雀を始めた

 ご多分に漏れず麻雀を始めた私。
 
 少し前に始めたのだが、時を同じくして知人が幾人も麻雀をやり始めた。
 あの人も、ああ、あの人も、この人も(芭蕉)口外していないが自分もそのうちの一人

 私は桃鉄ガチ勢の端くれですが、世の名だたる桃鉄プレイヤーが続々と麻雀を始めています。ちと驚いた。

 自分は、麻雀は向いてないと思ってこれまでやらなかった。これは、私の能力の問題で(コンプラ意識すれば向き不向きの問題)図柄を見て、それが何を表しているのか瞬時に理解できないのである。
 また、若い頃は麻雀を賭け事として認識していたが、その場の4人でゼロサムゲームをするというのが不毛に思えたのも理由の一つ。好きな競馬も実際はパリミチュエル方式というパイの奪い合いで、麻雀と本質は変わらないんだけど、関係者含めて大勢で一つのレースに向き合うから「共闘」している気分になれる。(頭の中では大衆の裏をかくことばかり考えている)
 そういえば予備校に通い始めた頃、電車の中で健康麻雀の広告を見て、賭けずに麻雀なんて誰がやるんだ?商売成り立つのか?笑 って思ってたなぁ。

そこに北はあるんだよ

 その頃から、天だのアカギだの坊や哲だの房州さんだの、麻雀マンガをたくさん読んできた。作中に牌姿が出てきても意味はわからない。まあ、そんなことは、我々世代はヒカルの碁で耐性がついてるから屁とも思わずに読み進められる。「そこに北はあるんだよ」というパンチラインにも出会った。麻雀も出来ないのに少々マニアックなマンガも読んでいた。
 最近、動画でプロの対局の名場面集を見るようになった。重ねていうが、牌姿をみても意味はわからない。
 ついにやってみたくなった。
 ということで雀魂を始めた。麻雀を始めたというより雀魂を始めたといったほうがいいかもしれない。多面待ちとかアシスト機能がないと怪しいから。

 初めてすぐにポンポンと連勝して初心者から雀士に昇段した。まあこれは新規ユーザーを定着させるための接待だろうと真に受けなかった。

その判断は正しいと自らの身ですぐさま証明した

雀士1から初心3には降段しない!!

 0点からラスくっても0点のままです。知らなかったでしょ。
 この瞬間、自分は世界で一番麻雀が弱いということを知り、絶望した。
 しかし、なにより面白いから続けることにした。面白いというのが一番大事なポイント。
 その日の晩、醍醐プロが鳴いて三色を作ろうとするのを見て、ほーほーと納得。コツを掴んで雀士2になった。

 そこから勉強した。「自分に合う参考書を見つける」ことは特技だ。自分に合うが他人に合うかはわからない。でもこの本はおすすめできると思う。

 この本を読んで雀傑になった。

 でもそこで停滞した。雀士に降段もした。
 原因はたくさんあると思うが、要約すると3つだ。
 1つは、牌効率の理解が周囲より劣っていたこと。これはだんだん向上してくる。やればやるだけ上達してきている実感がある。先制リーチが増えてきた。
 2つめは、パソコンのスペック笑
 アプリが落ちまくるからなんでかと思ったら、メモリの問題だろうという結論になった。おっさんの余暇に耐えうるスペックなんてたかが知れてんだ。これまでは化石PCで十分だった。スマホは目が疲れるからやりたくないし… パソコン買い替えないと無理かな、と思ったとき、ブラウザでできることを知り、やってみたところ、まあサクサク!!一瞬で解決した。
 これまで、ひと半荘で1、2回、最高5回落ちていた。勝手に放銃するし、一度落ちるとそれだけで2局棒に振ることも多い。フリテンはザラだ。自分の河を見て、フリテンになっていないことを確認してリーチしたら、まさかのフリテン、よく見りゃ下家がチーしてた、なんてこともあった。まともなら入り目でツモだったわけだ。
 3つめは、相手の河を見る余裕がないし、見ても意味がわからないこと。文字は得意だけど図柄が苦手だから、自分の牌に全集中してる。相手の河は筋くらいは見てわかるけど、それ以上はわからない。当然、山読みなんて滅相もない。3つめは引き続き今後の課題だ。

 今回このnoteを書くことにしたのは、3つ節目があったからである。

1つめ
 月末までにnote投稿して連続記録を伸ばそう!とメールが来たから笑

 他2つは、当面の目標を達成したことだ。

2つめ

大三元和了

 役満を和了ることができた。全部鳴いてるし相手のレベルを疑われますが…

 初役満までは遠い道のりだったが、2度めは案外早く訪れた。

 余談ですが…
 私はこの狼人間の女性キャラを使用している。ケチだから課金していないが、それでも月に最大5回ガチャを回せることを知り、可能な限り実施。存外早く入手できたのがこのキャラクター。

ファンタジーの世界ぐらい下っ腹出さんでくれ!

 と思ってしまう。パンツのボタン止まってないじゃん。あのボタン、アニメみたいにぴょ〜〜んって飛んでくからね…

 そして3つめが

雀豪になれた

 雀士1で実質降段した私が、雀豪になれました。
 最後の決め手がこれ↓

タコ鳴き倍満

 南3局 配牌時はドラ2でした。どうしてもあがりたく、喰いタンに決めてタコ鳴き。満貫のつもりで進めたら、倍満になりました。

 雀豪になってから、ビビって一度も対戦していません。実力不足は明らかなので、降段したくないから段位戦はしたくないという状態です。

松本吉弘プロ

 でも、玉の間に行けばこういう人と対戦することもあるかもしれない!と思うとワクワクしますね。

 最後になりますが、尊敬する桃鉄プレイヤー、たむだいさんが麻雀の大会を企画してくださるそうなので、参加するのが非常に楽しみです。

 麻雀を始めた話 完

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