【Pマークとは?】概要をご紹介
デジタル化が進む現在、企業が個人情報を扱う機会も増加しています。
しかし個人情報を扱う以上は、情報漏洩の問題が常に付いて回ります。
個人情報の漏洩は、個人情報を預けた消費者側はもちろん、企業にとっても信用を大きく損なう為、互いに大きなリスクを持ちます。
今回は、個人情報を適切に扱う取り組みを実施し、個人情報を守っている企業ということを消費者や取引先に開示できる【Pマーク】をご紹介します。
■Pマークについて
Pマーク(プライバシーマーク)とは、事業者に対し「一般財団法人日本情報経済社会推進協会」が、個人情報を適切に取り扱っていることを審査し、認定した証として使用を許可されるマークです。
前述の件もあり、取得事業者数は年々増加しています。
使用期間は2年となっており、2年ごとに行われる更新審査に合格すると、引き続き使用することができます。
■取得のメリット
①個人情報を適切に取り扱っていることを証明することができる
第三者機関により、個人情報の取り扱いについて認定を受けたことをアピールすることができます。
客観性の高い審査となる為、消費者や取引先に対し信頼を得ることができます。
②取引条件を満たすことができる
事業者の中には、Pマークを所得しているかどうかを取引条件に含んでいる場合があります。
そのため、Pマーク未所持による機会損失を防ぐことができます。
③社内での個人情報取り扱いに関しての意識向上
Pマークの取得には、個人情報保護マネジメントシステム(PMS)を構築し、運用する必要があるため、従業員の意識向上に繋がります。
■PMSとは
事業者が個人情報を安全に適切に管理するための仕組みのことです。
【運用方法】
・Plan:計画。基本方針やルールの整備
・Do:実施。運用の実施
・Chek:点検。運用の確認や見直し
・Act:改善→Planに戻る
■取得の流れ
簡単にですが、流れをご紹介します。
①申請前に「個人情報保護マネジメントシステム—要求事項(JIS Q 15001)」に基づいたPMSを構築し、1サイクル以上運用する
②申請
③書面審査・実地審査
④改善事項があれば改善誤再確認
⑤基準を満たせば付与決定
⑥マーク付与契約締結
⑦マークの提供
申請から取得までは約4カ月(改善事項が無い場合)掛かります。
また、審査の際には申し込み料や審査料、付与登録料などの費用が掛かります。金額は事業の規模等により異なります。詳細は下記をご確認ください。
参考:一般財団法人日本情報経済社会推進協会 費用について
■最後に
いかがでしたでしょうか?
信頼を得、イメージ向上が見込めるPマーク。
取得の際には、PMSの構築・運用、書類の作成作業、費用の発生などがあり簡単ではありませんので、自社にとってのメリットデメリットを考慮し、必要かどうかをしっかりと見極めましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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