経営者って、ホントに孤独な仕事ね
私も一応は経営者の端くれではあるのですが、経営者って基本的に孤独な人が多くて、孤独好きなタイプでないとなかなかキツイと思います。
スタッフに愚痴を言えないし、常に数字とか色んな責任と隣り合わせの判断をし続けるのが仕事になります。
私は自分で望んで経営者をやっているので、この環境に不満はありません。
ただ、多くの経営者がそうであるであると思いますが、週末も休日も関係なく、頭の中は常に仕事の事が離れないのが、経営者病でもあります。
この感覚が詰まっていると、慣れていてもたまに孤独感を感じ事があります。
私が20台中盤の頃に、尊敬する経営者からこんな事を言われました。
【〇〇君さ、気持ちは分かるんだけど、自分で手動かしてるうちはダメだよ。とにかくスタッフにやらせないと誰も成長しないし、〇〇君の仕事は経営だからね。】
頭では理解してても、自分の頭で考えている事をスタッフに伝えて、思い通りに実行させてというプロセスを踏むより、自分で実行した方が早く確実なので自分でやってしまう事が多くある。
ましてや、海外で現地のスタッフとこれを繰り広げると、自分で動いてしまう事の方が多い。
これではダメなのだと分かってはいるが。
私は、今のベトナムの会社のアシスタントを務めてくれている女の子が、優秀で立派に勤めてくれている事に感謝しています。
しかし、やはり自分の求める水準の中で、どうしても”ミス”や”抜け”が出てきます。その度に注意して改善させます。
ベトナム人の生産能力%を、日本人の期待値100%中で示すとこうなります。
1、現地で一般的なオフィスワーカー平均・・・30%
2、日系でもギリやれそうなレベルのオフィスワーカー・・・50%
3、現地で優秀と言えるレベルのオフィスワーカー・・・70%
4、既に海外で働いているレベルのオフィスワーカー・・・90%以上
私の会社はベトナム現地企業をクライアントとしていないのですが、ベトナム人の方々と、プロジェクト上で関わることは多々あります。
となると、100%下記のような事が毎度起こります。
・サプライヤーが納期を守らない
・時間に遅れるorバックレる
・すぐに金金とせびってくる
・納品物のクオリティーがあまりに低い
・基本的に物事を覚えていない
私は、最初から期待していないのですが、私のビジネスは、日本人/日本企業をクライアントとしているので、日々このような些細な事での大きなギャップを埋める事に会社の大部分のリソースを注いでいる事に気づきました。
というか、最初から分かってましたがw
つまり、このような国で経営者もしくはマネージャーを務めていると、自分の工数が減ることはほとんどありません。
途上国でビジネスをする上で、経営者が経営の事だけに集中していると、何も進まなくなります。w
これが途上国でビジネスをする時に必ず経験する事です。
となると、だんだんとメンタル的に詰まってくる事が定期的にあります。
そして真面目過ぎる人は、埋めようのない現地人とのレベルのギャップに苦しんで、メンタルが崩壊して自国に帰ってゆく人が本当に多くいます。
これは日本人だけではなく、先進国からきているマネジメント層でこれが見受けられます。
私も経験が浅い当時のフィリピンで、まさにこの状態になり帰国しました。
こういう時に意外と、経営者って愚痴とか気軽に相談できる仲間が社内には居ないんです。
私が以前務めていた会社の本社社長は、成り上がりで昇進して社長となりましたが、【社長になった途端に、誰も気軽に話してこなくなってさ、気軽に飲みにも誘えなくなっちゃったよ。。】と、タイに出張に来て酒を飲みながら、悲しそうに私にこう言っていたのが印象に残っています。
同じ会社の中でも1人だけ枠の外にいる感覚です。1人だけ気を使われるし、こちらも社内では難しそうな顔してなきゃいけない空気だし。w
でも、社長って本当は気軽に声かけてほしい人が大半だと思います。
”自分が深夜まで残業してるのに、社長は今日も居ないからゴルフか!いいよな~!”
なんてよく聞く従業員の愚痴も理解できるのですが、ゴルフも会食も嫌々行ってる経営者も実際多いです。
そして唯一、愚痴を言えるのは家族や同僚ではなく、同じ経営者になります。同業の経営者同士で割と仲良くなりやすいのは、こういう理由もあると思います。
私は31歳のこれまでに、多くの女性と短い期間での関係を持ってきました。
私の場合は、海外で働いているので、現地に滞在している欧米系の女性と1晩だけの関係や、1ヵ月~2か月だけ付き合ったりをずっと繰り返しています。
必ずしもこれを狙っている訳では無いのですが、どうしても思考が仕事優先となり、休みの日も、バケーション中も仕事の事が頭によぎり、女性からするとどこか心から楽しめてないように映るようです。
これで、関係が続くはずも無く。。。クズですね
つい先日も、自分の無意識の思考にガッカリした事がありました。
私の大好きな国のフィンランドから親の仕事の付き添いで来た、ブロンドで青い目の綺麗な大学生の子と出会いました。
(↑写真は例です。本人ではありません)
私の仕事終わりの8時頃に、バーで待ち合わせて一緒にカクテルを飲みながら、薄暗い雰囲気の中で世界一と称されるフィンランドの教育や福祉、社会システムの話や、私が5年前にオーロラを見に行った時の話等をして、11時頃に2件目のスカイバーに行き、既に酔っていた彼女とソファーでいちゃつきながら0時を回るころには、私のコンドミニアムへ連れて来ました。
そして、彼女の柔らかく驚くほど滑らかな肌と、いい匂いの髪をかき上げながらキスを繰り返し、その晩は2回SEXしました。
こんな若い女の子に、初日で手を出してしまった僅かな罪悪感と幸福感に浸りながら、”私は来期の売り上げ計画の事が頭によぎってました。”
私は、自分にガッカリしましたが、これは無意識の意識なのでもうどうすることも出来なそうです。
寝てる時も仕事の事が頭から離れません。
良い悪いの話では無いのですが、