
【趣味全開】私の青春ベルサイユのばらを語る!
札幌に遠征したので劇場版ベルサイユのばらを観てきました(北海道は上映劇場が3か所なので…)!
鑑賞レポを書くか、私の原作推し語りをするか迷った結果、ベルサイユのばらをとことん語ることにしました!
完全に趣味です!ご了承ください!読んでくれたら泣いて喜びます!(ちなみに映画でも泣きました)
ということでここから先は映画の内容にも触れます(ネタバレあり)ので、劇場版ベルサイユのばらをゼロ情報で観たい方はバック推奨⚠
あれ?そもそも世代?
ベルサイユのばらは池田理代子作の漫画です。
連載期間は1970年代、アニメも70年代後半。
今は2025年で私はアラサー。はて?
なんてことはない母の趣味です笑
それと埼玉県では私の女子中学生時代に再放送をしていまして、私の知っているベルばらは♪〜バラはバラは 気高く咲いて バラはバラは美しく散る〜のオープニングで始まるアニメと大人になってから全巻揃えた原作だけです。
この10代前半はなんでもスポンジのように吸い込んでしまいますから、ベルサイユのばらは私の青春も同然なのです。(世代の方に怒られないか心配)
宝塚歌劇団のベルサイユのばら、とりわけ天海祐希さんの時代のものをいつかどうにか入手できないか…と目論んでいますが現状厳しいです。
宝塚歌劇団の観劇に行ったことはありますが、ベルサイユのばらの公演は未だ観ておらず、宝塚歌劇団バージョンも気になる次第です。
ぶっちゃけ映画どうだった?
結論から申し上げますが、原作全話分を130分に収めるのは無理です!結構無茶してます…。「個人的にはあのシーンを…」と言い始めたらきりがないですし、一部を増やせばさらに深く描写が必要になるので、そもそも映画として形になってる方がすごい!ナレーター黒木瞳さんありがとう!と思っています。
ちなみに、その「個人的には」を少し掘り下げさせていただくと、ロザリーはギリギリ出てきたけどジャンヌは出ない、アンドレ失明シーンが違う、コンプラ重視の言葉遣いに変更、ってもっと出てくるのでここまでにしましょう。
こんな厄介オタクを鎮めるために、ミュージカル風に展開を運ぶことで、名シーンだけは見られた、流れはわかる状態になっていたので、むしろ若い層の新規獲得にはグッジョブでは?沢城みゆきさんのオスカルも素敵…などと思っています。
原作・アニメ・映画を踏まえて推しは?
私の推しはオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェです!これは原作もアニメも映画も変わりません!異論は認めます!
オスカルとアンドレという結末には何の文句もないし美しいのですが、私が作中通して1番の推しポイントが、貴婦人の姿をしてフェルゼンを訪ねる場面なのです…。女性として扱われる唯一のシーン。これほどつらいことはない。いっそ行かなければいいのに、自らの心情を見つめてドレスを纏う。この行動が実にオスカルらしいですよね。ちなみにオスカルのビジュアル的には貴婦人より男装の方が好きです(厄介オタク)。とにかくオスカル✕フェルゼンも好みですというお話。
あの時代特有の広がるパニエのドレスを着て宮殿でオスカルを見てはキャーキャー言う貴婦人になりたかった…
原作・アニメ準拠で行けばオスカルが父親から受けた仕打ちは許しがたく、男として育てるなんて自分勝手すぎるんですが、一度でもアンドレと結ばれるためには仕方ない面もあり…。というのも、将軍家のお嬢様だったらアンドレの入る隙がないんですよね。それこそ身分も違いますし。本当に池田ワールドは沼が深いです😇
ベルサイユのばらは勉強に最適
ところで大学受験を控える高校生にとってベルサイユのばらは世界史・倫理の科目で大活躍することをご存知ですか?
フランスブルボン朝の時代はヨーロッパ各国が軒並み大荒れ、アメリカは独立するし、どの国で誰が何をしたを覚えるのが大変なんです。
そこでアニメor原作のベルサイユのばら!フランス革命はもちろんのこと、ハプスブルク家、身分制度、哲学、偉人、疫病まで網羅しています!
ベルサイユのばらさえ把握しておけばフランス史は抑えられるので、同年代の横のつながり、自由革命とつなげやすい。
これでテストはバッチリです!オスカルとアンドレが存在しない世界ですが…😭
歴史は暗記科目ではなく流れで学ぶ教養ですよ(一応教員免許を持つオタクより)
本当はもっと語りたい!
ベルサイユのばら好きさんと繋がってひたすら語り合うのが夢なのですが、なかなか原作履修してる同年代はおらず…(当たり前)
私のめちゃくちゃな推し語りを最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。いつの日か語らえる日を信じて…。
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