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認知症と施設入所

皆さん、こんばんは。

今回は認知症ときっては切れないのではないでしょうか。
施設入所話です。
具体的な施設の種類などは改めてになりますが、今回はどんなタイミングで見当していただきたいかとかいていく形になります。
今回は認知症を持つ方というよりも家族や支援されているかたの視点での話になります。
施設に入れたくない理由と、施設に入れられない理由がそれぞれあるかと思いますが、今回は入れたくない理由についてお話させてください。
施設に入れられない理由に関してはどうしても長くなりがちなので、じっくり書かせてもらえたらと考えています。


施設入所を考えるタイミング


①介護者が介護が大変で入所以外の社会資源を使っても継続が難しい場合
②BPSDが出現してきた場合
③介護者以外にも迷惑がかかり、それが大きな損害に至る可能性がある場合
上記の3点ではないかと考えています。
もちろん、大きな枠組みにはなるので細かなところなどは各個人の考えに合わせてで良いと考えていますが、「必ず考えてもらいたいタイミング」ぐらいに見てもらえたらと思います。

①介護者が介護が大変で入所以外の社会資源を使っても継続が難しい場合

この場合はシンプルかもしれません。本人はどう考えているのかも大事になってきますが、このタイミングだと家族などの介護者が疲労が強く出ている状態です。また、生活が破綻している、または破綻しかかっていることも考えられるため早期に対応が必要になります。

「しんどい」という言葉が出ないほど介護がしんどい
気持ちや感情がうまく表現できなくなってきた
自分の時間が全く持てないままに介護が突然始まり今まで継続してきた
もし該当しているかもしれないと思われて方が居れば是非一度、一歩引いて状況をみてください。

この人には良くしてもらったから、最後までみてあげたい
自分にしかこの人はみることはできない。

様々な理由があるかと思います。
ですが、介護者のあなたが倒れた時点で、その方はその先どうやって生きていけばいいのでしょうか。
あなたが風邪をはじめとした何かしらの病気にかかって今までと同じようにできなくなったら?

最期のその時までその方をみていきたいと考えるのであればなおさら無理をすることで長く続けることは難しいのではないでしょうか。

あなたの目的は「今無理して介護」をすることではないのではないでしょうか。

施設入所を考えるきっかけであり、「入れなくてはいけない」線引きではありません。
しかし、①に該当されている方は早期に変化や対応を行う必要があるとももいますので、一度考える機会にしていただければと思います。
また、介護に参加できそうだがしていない家族への声掛けや、ケアマネージャーにこう困っているので何とかならないかといった相談、知人に話を聞いてもらう、家族に思いを吐露するなど外へ向けた働きかけができそうであれば是非一歩踏み出してみてください。
人に頼ることは間違いではありません。国がそうしていきましょうとまで背中を押しているところでもあります。
頼れるところは頼っていく方が良いのではないでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
②、③は次回以降で書いていこうと思います。
改めてよろしくお願いします。


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