マレーシアファームステイ〜モーニングルーティン〜
前回お話しした、マレーシアでのファームステイについて、今日はより詳しく朝の過ごし方をシェアしたいと思います。
私が滞在したのは、ボランティア用の小さな建物。2段ベッド付きの2部屋に、共有のリビングキッチン、各部屋にバスルームという設備でした。他のボランティアと共同生活をしながら、朝7時半からのモーニングワークに参加する生活です。
最初は7時起きでバタバタと準備していましたが、やがて6時半起きのルーティンを確立。10年以上のデスクワークで凝り固まった体をほぐすため、まだ他のルームメイトが寝ている中、こっそりとストレッチをする習慣をつけました。イヤフォンで音楽を聴きながら、30分ほどかけて体をほぐします。
朝食は、シンプルに済ませることが多かったです。トーストに現地のジャムを添えて。特に印象的だったのは、パンダンリーフというハーブを使ったジャム。東南アジアのスイーツでよく使われる香り高い葉で、ココナッツとの相性が抜群なんです。ホストマザーが「これを試してみて」と、初日に買ってくれました。
また、ホストマザー手作りの赤い実のジャムも大好きでした。東南アジアのお菓子や飲み物って、とても甘いことが多いのですが、このジャムは甘さ控えめで絶妙な味わい。
フルーツは、庭になっている小ぶりな台湾バナナ(モンキーバナナ)や、パパイヤ、ライチに似たランブータンなどを頂きました。日本では見かけない種類も多く、毎日の発見がありました。
作業着も面白い経験でした。草刈りや剪定作業があるため、長袖長ズボンが基本。アメリカの農場で働く人たちがよく着ているような、チェック柄のシャツに作業用ズボン、長靴という出で立ちです。最初は恥ずかしさもありましたが、「これもまた楽しい経験!」と思えるようになりました。
こうして振り返ると、朝のルーティンひとつをとっても、たくさんの新しい発見や学びがあったことに気づきます。また機会があれば、実際の作業内容や午後の過ごし方についてもお話ししたいと思います。
▼こちらの内容は、ポッドキャストでより具体的な話もしていますので、良かったらこちらも聞いてみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?