ここ最近の人生の紆余曲折のお話~田舎移住を経て感じたことなど~
今日は、私の人生の軌跡と、現在過渡期の真っ只中というところについてお話しさせていただきます。
私は30代半ばの女性で、東北出身です。18歳でニュージーランドの大学に進学し、5年半を過ごした後、東京で就職。10年以上会社員として働いてきました。
しかし、都会での生活に違和感を覚えるようになりました。自然を求める体の声が日に日に大きくなり、週末に海や山に出かけても満たされない。さらにコロナ禍でフルリモートワークとなり、「東京にいる必要があるのだろうか」という思いが強まりました。
そんな折、和歌山県の小さな町でワーケーションを体験。2週間の滞在で、この地の豊かな自然と、同世代の移住者たちとの出会いに魅了されました。そして1年半前、思い切って移住を決断したのです。
田舎暮らしを始めて気づいたのは、生活費の大幅な削減。家賃は東京の半分以下、娯楽も自然を楽しむことが中心となり、支出が激減しました。夕日を眺めたり、星空を見上げたり、お金をかけずとも充実した日々を過ごせることに気づきました。
しかし、せっかくの環境にいながら、相変わらずフルタイムで働き、家に引きこもる日々。「これでいいのだろうか」という疑問が湧いてきました。本来の自分の感性や世界観を生かした生き方を模索したいという思いが強まり、半年前、安定した仕事を手放す決断をしました。
それからは、瀬戸内海をワンちゃんと車中泊で巡ったり、マレーシアでファームステイを体験したり、実家の両親の夢を応援したり。自分の心が向くままに、さまざまな経験を重ねています。
私の中で大切なキーワードは「自然との共生」と「循環」。お金を介さない人々との助け合いや、半自給自足的な暮らし方に魅力を感じています。同時に、海外という要素も自分のアイデンティティの重要な部分。これらの要素を組み合わせた、新しい生き方を探っているところです。
まだ具体的な方向性は定まっていませんが、日々、可能性を探りながら、次の一歩を模索しています。この過程も、また皆さんと共有できればうれしいなと思っています。
▼こちらの内容は、ポッドキャストでより具体的な話もしていますので、良かったらこちらも聞いてみてくださいね。