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村(エコビレッジ)作りワークショップに参加してきました!
11月1日、2日の2日間、和歌山県でのエコビレッジワークショップに参加してきました。このワークショップは、エコビレッジビルダーとして有名な三納銀之輔さん(通称:銀ちゃん)と地元で小民家改装を進めている方々とのコラボレーション企画でした。
銀ちゃんは、YouTubeでも大変有名で、多くの著書もある方です。今年2月には、銀ちゃんが石垣島で進めているエコビレッジ作りのワークショップにも参加させていただきました。今回は、和歌山の地で竹を使った伝統的な家作りを学ぶ機会となりました。
主な作業は「竹こまい」という壁作りです。古い小民家の基礎部分だけを残し、壁を新しく作り直す作業に参加しました。まず竹を縦に並べ、それを麻紐で横に編んでいきます。その後、土壁を塗って仕上げていくのですが、この土壁が実に興味深いものでした。
古い土壁を再利用したり、現地の土を丁寧にろ過して使用したりと、完全に天然素材だけで作られています。土をこねる作業は、子供用プールくらいの大きさの容器に入って、足で踏んで行うのですが、これが予想以上に体力を使う作業でした。でも、みんなで一緒に作業することで、人の体温や努力も混ざり合い、銀ちゃん曰く「日本一の土壁」ができあがったそうです。
参加者も個性的な方々ばかりでした。会社を辞めて人生の新しい方向を模索している方、スピリチュアルな感性を持つ方、海外で不思議な体験をした方など、「普通」とは少し違う道を歩む人たちばかり。そんな環境の中にいると、自分もこれでいいんだと安心できる気持ちになりました。
この場所は以前から気になっていたものの、なかなか足を運べずにいました。でも今回、銀ちゃんのワークショップをきっかけに参加してみて、本当に素敵な場所だと実感。スタッフの方々も温かく、オープンな雰囲気で、これからも頻繁に通いたいと思える場所に出会えました。
実は四国の高知県にも似たような場所があり、どちらに行くべきか悩んでいます。でも、いつもの私らしく、損得勘定ではなく、心が惹かれる方を選ぼうと思います。決まったら、またその体験もシェアできればと思います。
エコビレッジでの家作りは、自然素材を使い、その土地にあるものを活かし、環境に優しい方法で作られています。それは単なる建築というより、人と自然との関係を見つめ直す機会であり、新しい暮らし方の可能性を感じる体験でした。
▼こちらの内容は、ポッドキャストでより具体的な話もしていますので、良かったらこちらも聞いてみてくださいね。