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種まき②インターンを募集したい#10:84歳社長が死んだら終わる会社

就職先は地方の家族経営の町工場。84歳社長が全てを取り仕切っている。
社長が死んだら、どうなるか誰にも分からない。

最近やっている種まきを紹介していく。
2個目:インターンを募集する


インターンを募集したい


「商品の企画、生産、ネットショップの立ち上げ、販売」みんな1度はやってみたい事だと思う。

でも、企業で、商品企画から販売までを上司の意向を気にせずにやれるチャンスは社員でもないと思う。

それを2週間くらい(延長可)のインターンで一気にやるプログラムにすれば、
・めちゃくちゃやる気のある学生
・やる気はないけど就活のガクチカネタが必要な学生
・働きたくないから一攫千金を狙いたい学生
には需要があると思う。
 
大人向けにこのプログラム自体を販売しようかと思ったけど、お金目的の人が集まってきたら、ごちゃごちゃうるさいだろうから、それはやめた。 
 
 
学生なら、単純に僕が優しく応援したい。
自分で考えた物が形になる楽しさを経験して欲しい。そして、就職した時の、自分の裁量の無さに絶望し、さっさと会社を辞めて好きなことをして欲しい。
 
学生のうちに、物を作って売るという経験をしておけば、たぶん、新しいことに挑戦するハードルは下がるはず。
 
万が一うまくいって、バズれば、中小企業がインターンを募集して、商品開発をしたり、学生の方から企業に営業に行ったりと、面白い流れが起こせるかもしれない。



余談

インターンで人生が変わった

少しだけ、過去の話。

「人生が変わった出来事を1つ上げるならなんですか?」
と聞かれたら、「21歳の時に参加したインターンです」と答える。
少しだけそのことに触れている記事↓

インターン先ではなく、インターン先でたまたま出会った、東京から来ていた大学生たちが面白かった。

強制的に参加しなければならなくて、近くて楽そうな役所系を選んだ。
それが、人生を変えることになるとは。。。



最初から読む


前回


登場人物 会社の人たち

僕:この物語を実況している人。入社3年目のアラフォーおじさん。

社長:50年以上前に創業した町工場の社長:84歳
奥さん:社長の奥さん。お金周りを担当:70代後半
専務:創業時からいる社長の弟。最近間違いが多い:80代
孫くん:社長の孫。最近会社に来ていない:20代前半
娘さん:社長の娘。月に1週間くらい来て事務をする:50代
ベテラン職人:何でもできるがこだわりも強い。社長の義理の弟:70代半ば
取付職人:現場の取り付け担当。最初だけ丁寧:70代半ば
営業:いつも適当な図面を描いてくる:60代後半

中堅職人:新卒で就職したが独立、従業員ではないが、手伝ってくれている:50代

登場人物 社外の人たち
兄ちゃん:取引先で出会った「何者」かになりたい田舎の工場で高卒で働く兄ちゃん。商品の販売をお願いした。

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