『光る君へ』に

『源氏物語』の女君で誰が好きかというと、私的には朱雀帝の内侍であったオババ様なのであった。品物のように嫁がされたり、突然奪われたり、誰かの身代だったり、、。姫達のそんな哀しみから離れている女房、つまりは職業婦人だ。琵琶を嗜み声もよく頭もいい。長い恋人もいるが、光や頭中将とも関係を持つ。他のやんごとなき女君達みたいに悩まず、お楽しみになるwそんな、あっけらかんとしてる姿が好ましい。
彼女のような女人にまひろが出会い、『源氏物語』の登場人物にしてくれるシーンがあればなと、心より願っている。

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