☆EDIT COFFEE ROASTERY ~おいしい珈琲と落ち着く空間でカフェタイムを。そして持ち込んだハン・ガンを読んだ~
1 お気に入りのカフェ
時々行くお気に入りのカフェ、EDIT COFFEE ROASTERY。バリスタの店長が一人でやっている。勉強熱心で常にアップデートしている人。権威あるコーヒーの大会の審査員資格を持ち、審査に携わっているコーヒーのプロ。他県の人気コーヒー店とも親交がある。月に一度、予約制の特別イベントとして、酒蔵とのコラボなどおもしろい企画をしている。
もちろんコーヒーがおいしい。プリンやチーズケーキ、ブラウニーなどのスイーツもある。カレーもある。コーヒーはアレンジメニューもいろいろ用意されていて、アルコールの入ったコーヒーメニューもある。スイーツも丁寧に作られていておいしい。リラックス、リフレッシュできる落ち着くカフェ。
2 注文はチーズケーキとトニックコーヒー
今回はコーヒーのアレンジメニューを注文してみた。だいたい毎回、こんなのが飲みたい、と伝えておススメを聞く。今回も勧めてもらった「トニックコーヒー」を初オーダー。真夏でも温かい珈琲を好む私、でもちょうど秋晴れのあたたかい日だったので、たまには冷たいコーヒーもいいかなと思って。
レアチーズケーキとトニックコーヒーが運ばれてきた。グラスには、トニックウォーター(炭酸入り)だけが入っていて、目の前でエスプレッソが注がれる。透明のトニックウォーターとエスプレッソのきれいな二層ができる。「かき混ぜすぎるとあふれるので気をつけてください」との注意。混ぜる前にまずはそのままひと口飲んでみると、エスプレッソのいい香りが口に広がる。
スプーンで混ぜてみた。静かに混ぜたつもりが、泡がグラスからあふれそうになり少々焦る。
グラスの中は透明とコーヒー色の二層から、コーヒー色の上にきめ細かな泡の層がのった二層に変った。目でもたのしめる「変化するコーヒー」
飲んでみると泡はクリーミーでエスプレッソの香りがいい。そして、トニックウォーターのほのかな甘みと柑橘系の味と香りがエスプレッソとミックスされて、さわやかな味がする。炭酸弱めで飲みやすい。視覚、味覚、嗅覚においしいアレンジコーヒーだ。
爽やかな酸味が特徴のなめらかなレアチーズケーキがよく合う。トニックコーヒー×レアチーズケーキは、最高のコンビかもしれない。
3 落ち着く空間で、ハン・ガンを読む
文庫本を持ち込んでいた。短編集の中から、ノーベル文学賞を受賞した韓国の女性作家、ハン・ガンの短編を読んだ。「京都ファサード」(斉藤真理子訳)『あなたのことが知りたくて 小説集 韓国・フェミニズム。日本」(河出文庫)
ハン・ガンを読み終わり、「ファサード」という言葉が私の語彙に加わった。国籍とアイデンティティーについて考えさせられた。話しかけられているかのような文章は、たやすく私の心に入り、読み終わった後、せつなさでいっぱいになった。
4 自宅でもエディット・コーヒー
帰りに自宅用のコーヒ豆を買った。エチオピア250g。自宅でもおいしい珈琲が飲みたい☕
※Amazon アソシエイト申請中