便利で冷たい言葉「哲学」
若者言葉っていうのかわからないけど
「やばい」とか「えぐい」とか「エモい」とか
何にでも使える便利な言葉あるよね
(そういう言葉の総称を何というのかちょっと調べたら
「曖昧語」とか「多義語」とかそれっぽい言葉はいくつかあったけどどれもなんか違かったので結局わからず、、、)
それに対して「語彙力の低下だ!」的なこともよく耳にする
自分はそういう言葉にそんなに嫌悪感は無いほうなのであまり何とも思わないけど
唯一なんか引っかかるのが「哲学」という言葉の使い方
多分「やばい」とか「えもい」とかとはちょっとニュアンスが違うと思うんだけど
ちょっと複雑な話とか矛盾した話とかすると
「何?哲学の話?笑」
みたいなことをよく言われる
「哲学」って便利な言葉だよな
自分の理解の範疇超えたらすぐ使えるもんな
で、なんで「哲学」という言葉を使われるのが引っかかるのか考えてみると
「哲学か」と言われるときの自分の熱が高いことが多いからなのかもしれない
「やば!」とか「えもい!」とかで返されるようなときって別にこっちもそんなに熱心に喋ってないから別にいいんだけど
相反的な感情だったり抽象的な心境だったりをなんとか言語化しようとしているときって自分の熱が高いから
「哲学か」というこっちの熱意に対する相手の冷めきった突き放された感に温度差を強く感じて引っかかっちゃうのかもしれない
そういう話してる時って上手くまとまらなくて複雑だったり散文的になること多いし
本当に伝えたい話こそなかなか相手に伝わらない、、、哲学的だなぁ