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子供の体の変化、どう伝える?
こんにちは。READY BOXのライターひえいです。READY BOXのブログではユネスコが発表した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」を参考に、お家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信しています。
今回は誰もがすばらしい体をもっているということについて考えていきます。<知識><態度><スキル>の3点から少しずつ実践していきましょう。
同書では学習目標年齢が設定されており、今回のキーワードの最年少単位の5〜8歳では、「障害のある人を含む誰もが、尊重に値するそれぞれにすばらしいからだをもっている」という目標になっています。
<知識>男性と女性、男子と女子のからだの同じところ、違うところ、そしてそれらが時間の経過とともにどう変化していくかを明らかにする
幼児期から男の子、女の子(今回は体の特徴としてわかりやすいよう男・女という表記を使います)それぞれに、形の異なる性器を持っているため、早い段階から「ママにはおちんちんないの?」「パパからはおっぱいでないの?」などという疑問をもつお子様も多いのではないでしょうか。
そういった時、どのように伝えていけばよいのでしょうか。
まずは生まれた時の性別によって体が違っていること、また、幼児期はわかりにくいですが、将来的には様々な違いが出てくることも併せて伝えられると良いのではないでしょうか。
将来急激な体の変化に対峙した際に、人によっては恐怖心やショックを受ける場合もあります。だからこそ、変化は自然なことである、と幼児期からゆっくりと伝えてあげるといいですね。
その際、ご自身の経験も踏まえながら、変化の時期は人それぞれであることや、その際に戸惑いがあっても自然なことだと伝えられるといいですね。
例えば、「ママにもパパにも毛が生えているけど、ママは中学生ぐらいから生えてきたけど、パパは小学校の時から少しずつ生えてきたんだって」「ママは中学生ぐらいの時に少しおっぱいが痛くなってきて、びっくりしたんだけど、そこからだんだんふくらんだんだよ」など、実際に身近な大人も体が変化したんだと実感できると安心感につながるかもしれません。
<態度>障がいのある人を含めて、すべての人のからだは尊重に値することを認識する
体の違いを説明する際に、どんな形やどんな色であっても、一人一人違っていて、大切なものであるからこそ、お互い大切にすべきであることも伝えてあげましょう。
たとえば、お子様でも見れるTVやメディアにも「胸が大きいこと=魅力的」「足が長いこと=きれい」「筋肉がある=かっこいい」などといった偏った考え方が反映されている画像やキャラクターがいたりしますよね?
身近に触れるものだからこそ、知らず知らずの間に理想型を刷り込まれる可能性があります。
この記事を書いている私自身、学生時代の体育の着替えの際、女友達に「ぺちゃぱいだね〜笑」と何気なく言われた言葉を覚えています。逆に「〇〇ちゃんめっちゃでかい!やば!」と言われている子もいました。こう言った何気ないちゃかしあいの中でも「胸が小さいこと=女性として魅力がない」「大きすぎること=変だ」という偏見が隠れていました。小さい頃から「自分のからだは誰かと比べるものではない」という前提があればこういった発言は出ないはずです。
偏った情報によって自分自身や誰かを傷つけないためにも小さい頃から自分のからだはスペシャルで、素晴らしい、とたくさん伝えてあげましょう。
もし、誰かにからだについてネガティヴなことを言われた際には「そういうことを言われるのはいやだからやめて」と伝えていいですし、それが言えなかったとしても「外見と内面は全く関係がなく、どんな外見であっても一人一人たいせつなからだである」と自分の中で思えていると良いですね。
<スキル>自分のからだの好きなところについて表現する
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