努力のつぼ
努力のつぼの話、聞いたことがありますか。
私が聞いたのは、以下のような話です。
何かに挑戦する人は皆、それぞれ努力の壺を持っています。何度も練習をしたり、失敗しながらも挑戦を続けたりすると、その壺にどんどん水が溜まっていきます。そしてその壺から水が溢れた時に初めて、そのことが上手にできるようになります。
壺の大きさは、人それぞれです。少しの練習でできるようになる人もいれば、たくさん練習してもできないままの人もいます。そのため、努力を重ねていればいつかできるようになると信じて、繰り返し取り組み続けることが大事です。
しかし、壺をいっぱいにしようとし続け、挙げ句の果てに電池切れになった私は、この話に続きを作りました。
もちろん努力をする事は大事です。
でも努力をすることと同じ位、休むことも大事です。体や心を壊すまで、壺の水を貯めようとする必要はないと考えています。
私たちは、様々な大きさの壺を持っています。自分にとっては手のひらサイズのつぼでも、他の人にとっては、球場サイズの場合もあります。そのため、他人と比べてもしょうがないのです(と偉そうに書いていますが、私はよく比べます)。
自分にとってはとても大きな壺なのに、それを満たすことが苦痛である場合があります。
その場合は、その壺を簡単に満たせる人の助けを借りれば良いと思います。
努力の壺の話は、努力をすることが全てである、という話だと思っていました。しかし今は、自分の得意・不得意(壺の大きさと水のためやすさ)を知って、周りの助けを上手に借りることの大切さを伝える話だと、都合よく解釈しています。
どこで諦めるか、その線引きができれば苦労はしないのですが...。
それは生きていく中で、経験を積んでいくしかないのかなと思っています。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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