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ASDであるが、故の苦悩

僕はアスペルガー症候群である

簡単に言ってしまえば、発達障害ASDの当事者であるが

ASDにとってめちゃくちゃ大変なことを今日いろいろ挙げてみようと思う

①マルチタスクができない
切り替えることがとっても時間かかってしまいます。1つのことを集中してやるタイプなので、いろんなことを同時並行にこなしてっていうのが致命的に難しい。例えば電話しながらメモを取るなど

マルチタスクを強要されると、ストレス値がすごい上がってしまうので、イライラしたりキレやすくなったりあんまり良くないです

頼み事を同時並行で何個も請け負うっていうのができないので、1日タスクは3つまでみたいに人からの頼まれ事もできるだけ無理しないようにしてます


② 自分のルーティーンを崩されるのがめっちゃ嫌

僕にはルーティーンがあって、毎日朝8時9時ぐらいには必ず1時間散歩に出るんですけど、それができない時は途端に調子が悪くなります。でも逆にめちゃくちゃ調子悪い時にそのルーティーンをやろうと思うとしんどいので強迫的にやってしまいます。そういう融通の効かなさが、ASDの特徴なのかもしれないです


③ 文章で理解するのが難しい
僕は基本イラストじゃないとよくわからないんです。文章だけでずらずら書かれていても部分部分しか頭に入ってないので、結局どういうことなのかっていうのがわかっていない。そうすると文章で指示を出されたときに混乱します。なのでイラストであったり動画であったりそういうやり方だと伝わりやすいです。

④注意を受けることが怖い
これは僕だけかもわかんないんですけど、人に指摘されたりとか注意されたりするとすごくイライラしてしまうことがあります。丁寧に注意されたりすると全然思わないんですけど、ちょっときつめに注意されたりとかすると『なんやねん。こいつ』ってなります

⑤会話を聞き取ることが難しい
例えば、1対1だったら大丈夫なんだけど、3人4人になってくると、会話のスピードが早いと内容が全然わからないんですね。テレビで漫才やってても大阪の漫才ってスピードが早いんですよ。全然ついていけないし、笑いどころもわからないし、なんでみんなが笑ってんのかもわからない。とにかく会話を聞き取ることが難しいんです。


⑥曖昧な指示がわからない
あれとってこれとってがわからないんです。適当にやっといてとかもわからないんです。この作業をこの時間までこういう風に続けといてくださいとか。この作業がここまでできたら終わって大丈夫ですとか。そういう期限とか明確な終わりっていうのがわかってないと自分の中でいつ辞めればいいのかわからないとか、そもそもあれって何?これって何?みたいになってしまうので。


⑦混乱しやすい
こういったことが苦手なので、現場では混乱しやすいです。いつも通りのマニュアルでいつも通りにやる作業であったら混乱しませんけど、突然意味のわからん仕事が入ってきたりとかするともう脳みそがパンクします。

⑧脳みその脆弱性
そういうふうに臨機応変が苦手なので、とても脳みそが脆弱性を持っていて、傷つきやすいと思います。っていうか、失敗経験をしやすいと思います。人より。

なので、それがトラウマになって鬱になってしまったり、不安障害になってしまったり発達障害には二次障害が多いっていうのがここでわかりますよね


発達障害の人はみんなそうとは言いませんが、僕はこんな感じで苦手なことが多いんです。

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