本当に子供が欲しい?
産んだ後のこと。
母乳で授乳は家族を制す。
産院での1週間検診で私が「母乳頑張りたい」と言ったら、助産師さんがとても喜んでくれて添い乳を教えてくれた。
助産師さんは「うちの病院は小さく生まれる子もいるのもあると思うけど、この検診の時に授乳の大変さから、母乳は少なめでミルクにします、というママさんが多いんです」と言っていたのが印象的でした。
同時期に私の周りで産んだ人も1年未満でやめてる人がほとんど。最短は3ヶ月。
私の母は1歳半くらいまでだったらしい。
その話とリンクするかは分からないが、通っていた母乳外来も患者が減ったと閉業するか悩んでると。
確かに母乳の授乳は身体が辛い。
肩は凝る。乳腺炎にならないよう気遣う。
食べ物も気にする。
働いてたら大変すぎるとも思う。
これは産む前に誰も教えてくれない。
自然に子どもが卒乳することもある。
そうでない子もいる。
それでも子どもが欲しいですか?
授かるのは到達点。
産むのはゴール。
この先は産んでからと思っていた。
産むのは思った以上に身体がズタズタになりながらも息つく暇なく始まる育児。
無事に出産ができるか怖くて怖くて、出産後のことは必要最低限しか調べず、用意しなかった自分。
母乳マッサージのゴールデンタイムを逃してしまったかもしれません。
母乳の授乳は家族のピラミッドの頂点。
母親は誰も変わることはできず、赤ちゃんは母乳がないと生きていけない。
そういう時間を過ごす内に母は家族を制していくのかもしれません。
出産直後に若い助産師さんに言われたのは「沐浴はなんとでもなる!とにかく授乳です!」と。
1日に何回もあげる母乳。
確かにそうなのかもしれない。