
第八話 みんなが集まれば(今夜はhearty party/竹内まりや)
このフレーズ
やっぱり良いよね。
テ、テ、テ、テレフォン❤️
この曲はテンション上がるんだよね。
クリスマス近い12月中頃、期待してparty🎉向かう途中を歌った歌詞。
心ときめく感満載で
冬によく聞くベスト3に入る名曲。
『今夜はhearty party』
まぁ、ケンタッキーのコマーシャルでもよく使われてたね。
まさか、こんな強面の自分から【竹内まりや】が出てくると思わなかったでしょ。自分でも驚いちゃってるよマジで。そんな顔じゃないし、聞いてる訳ないって思うような御影だしね(笑)
散々、ラップがどうだとか、KISSがどうだとか言ってたくせにこれかよ。って話だよね。でもこの一曲だけであって後はよく知らない。山下達郎の奥さんくらいしか知らない。
何故、この曲を選んだかと言うと思い出の曲になってるからなんですよ
自分の地元は杉並区高円寺
カオスな街、いや町、高円寺
ある意味生まれてずっと住んでいて人生の大半を
カオスで過ごしてると、またかとしか思わない出来事も多い
10代から先輩に連れられ駅前を飲み散らかしていた
昔はこんなにガールズバーははくて、
どちかというとクラブ、ラウンジ、キャバクラが多くそとで働く女性も多かった。
お店は2時3時には終わりそのアフターに通うサパークラブみたいなのが高円寺、阿佐ヶ谷にあった。サパークラブというかわからないけどカラオケが歌えるBARがいっぱいあった
当時、高円寺の駅前今の寿司ざんまいとトリアノンの間にあるエレベーターでしか入れない細いビル。
そうあの如何わしかったビル、三階にピンサロがあり
とてもおばさんとも呼べない人がいっぱいだった。
ていうか殆どおばあさんだったし(笑)
その上の4階に小野ちゃんと言うmasterがやっていた『Liberty』
と言う伝説のお店があった
この小野ちゃんと言うmasterは喋りも歌も上手く百戦錬磨のおっさんだった。そこは10代の自分にもお酒を出してくれた。と言うか、そういう時代だったんでしこたま飲ませてもらった。
そこはラウンジ、クラブ帰りの女性でいつもいっぱいだった。従業員は全て男性。しかもホストばりの格好だった。
皆んなその従業員目当てに来てた。他に男子もいたがそれはおこぼれをもらいに来た感じだったなー

当然お年を召した方も多かったが
殆どの方が今でいう肉食系お姉さんでした。
当然従業員もお持ち帰りしていたしね。
自分は虎の檻に入れられた鹿なのに気づいて焦った事が多々あった。当然お持ち帰りも何度かされた。
「このお店、歌が上手くないとモテないぞ」
とのりちゃんという従業員に言われ一生懸命練習した。
カラオケはモノマネだって言われ息継ぎやクセまで真似して練習した。ある従業員なんか暇な時に
織田哲郎と近藤房之助の『bomber girl』を死ぬ程歌わされた。一音程外れるだけ最初からやり直しとスパルタ教育で鍛えてもらった。おかけで歌詞を見ずに今でも歌える
そしてその年のクリスマスに
Libertyのクリスマスパーティーに初めて呼ばれた
店内は元々暗かったがミラーボールが周り着飾って肩パッドの入った従業員とmaster、夥しい数の年上の女性達
正に酒池肉林とはこの事だと思った

オープンニングで電気が消え真っ暗な中ミラーボールの光と共に大音量のこの曲が流れ
さぁ、 partyの始まりですの合図で一斉に乾杯した。
飲んで飲んで飲みまくって潰れて復活して
朝までgrooveが続いた。
その光景は今でも心に染み付いている
おセンチな事かもしれないがあの時はアドレナリンが出過ぎてた。ついついこの曲を聴くと思い出してキュンとしてしまう。良い思い出である。
歌詞の最後の方に
【キムタクさえも霞むような男〜】って言ってな〜確か
時代を象徴する歌でもあるんだよこの歌は!