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問題文を読んだだけで、何をすればよいかがわかりますか?

数学の問題文で、何をすればよいのかを伝えるって結構難しいときがあります。

<問題>

一桁の自然数を一つ選び、その自然数の1つ前まで1から数えます。
数えたときにでてきたすべての自然数と+,-,×,÷,( )を使って計算式をつくり、計算結果が最初に選んだ自然数になるようにします。

ただし、+、-,×,÷,(  )は何回使ってもOK
加えて、計算式をつくる際、途中の計算で「×1」と「÷1」はNG

何をすればよいか、何をしてはいけないかをご理解いただけましたでしょうか。
例示します。

〇例示
 例) 3 → 1,2
      → 1と2と計算記号を使い計算結果が3になるように
        計算式をつくる
    回答例 1+2=3
 例) 4 → 1,2,3
    回答例 2×(3-1)=4  2+3-1=4
 例)     8 → 1,2,3,4,5,6,7
    回答例 (2-1)×(4-3)×(6-5)+7=8 … NG
         なぜなら、1×1×1+7となるから

例示をみて、問題の意図が伝わりましたでしょうか。
私自身「自分ではわかっているから、相手もわかる」で出題していることがありました。反省です。例示したり質問したりが必要です。日常の生活でも同様なことが起きていないことを懸念しています。

「問い」です。 
最初に選ぶ自然数を3から始めて、いくつまでこのような計算式がつくれますか?

もし、お時間が許すときに興味がありましたら挑戦してください。
*一つの計算結果でいくつか式ができる?
 二桁の自然数に挑戦も?
 新たな禁止事項が必要かも?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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