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優柔不断な私、前髪を切る!と即決する。
こんにちは。しぃーぺと申します。
私は、普段、ものすごく悩む。
特に、100円均一に行くと悩む。
何時間も悩んで、ようやく買う。
そして、散々悩んだあげく、家に持ち帰ってすぐ、サイズ合わず、返品に行く。
即決&時間をお金で買う夫がいう。
「散々悩んで、返品に行くくらいなら、悩まず買って、返品にいけばいいのに」
そんな私が、なぜだろう。
前髪を切ることを数秒で決断した。
今朝、大学時代の友人に会うために、家を出ようと靴を履き、玄関にある畳1畳分の鏡を前にして、立ち止まった。
顔の半分くらいまでに伸びた前髪が、湿気のせいでうねっていた。
やばい。
なんか、おばさん。
普段から、母には、「前髪がある方が若く見えるし、いいよ。」と言われていた。
ただ、最近は、湿気の少なさで、長い前髪は、艶を放ち、まっすぐで、それなりに若く見えていた。(あくまでも自己評価)
満足していた。
なのに、、、今日に限って気になる。
なぜなら、以前も、大学時代の友人4人に会った時、私だけが、前髪を伸ばし、横分けにしていた。
その日も、雪が降りそうな寒さと湿った空気で、髪がうねっていた。
家に帰って、鏡を見て「オバハンやん!」
やっぱ、前髪を短くした方がいいと思った。
それもあってなのか、出発直前に、突然、靴を脱ぎ捨て、洗面台の前に立ち、迷いなく、ハサミを手に取り、前髪を切った。
その一連の動作は、いつも100均で悩む私とは違う。
返品がきく100均では悩むのに、切ったら、伸びるまでに時間がかかる前髪は、なんの迷いもなく切る。
自分でも同じ人間とは思えない。
ただ、切って、思った。
「いいやん!」
ティッシュを片手に持ち、手首を左右に振り、髪の毛をかき集め、サッと捨てて、リュックを背負い、靴を履いて、
「いってきます!」
玄関の鏡にうつる自分に向かって、言って、出かけた。
待ち合わせのお店に、少し早く着いた。
先に入って、ベビーカーも置ける席をとっておくべきか、店の外で、友だちが見つけやすい位置で、待つべきか、また、悩んだ。
ひとまず、「トイレに行って来ます」と、友だちにLINEして、決断することを後回しにした。
トイレから出ると、友だちは、既に、店内に入っており、ガラス越しに手を振って、私を笑顔で迎えてくれた。
友人と友人の赤ちゃんに挨拶をして、席に座った。
時計を見ると、10時43分。
少し早いが、お互い、お腹はそこそこ空いていたので、日替わりランチと食後のドリンクを注文した。
久しぶりとは思えないほどに、会話は弾み、あっという間に、2時間半が過ぎた。
いよいよ、帰る時間になり、会計札をとり、会計に向かおうと、席を立った時、、、
友人が言った。
「大学時代となにも変わらないね」
本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。