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自分は体が弱いと思っている人



自分は人より体が非常に弱い。
ガリガリで非常に痩せている。
どこかに遊びに行っても長時間外に出たら次の日は熱が出てします。
仕事もすごく大事にしていて、睡眠時間削ってでも仕事にのめりこみたいと思うのに、そうしてしまうと、肌荒れをしたり、熱が出たり、生理不順になってしまう。仕事も遊びもどんどんやって、人生にチャレンジしていきたいのに、自分の加太の状態によってそれを制限されてしまうのが嫌だ。
どうしたらいいのかわかりません。

体が弱い。
確かにそれは自分の体のことがコンプレックスとか、自分の体に自信がないというのは、凄く辛いことですよね。
痩せたくなのにガリガリに痩せてしまう。
太りたくないのに、逆にどんどん太ってしまう。
そういう人はやっぱり居ます。
自分の体に自信がないということで、自分の精神的な部分にも自信がなくなってしまったり、それを何とかしたいと思って、いろいろと調べてやっても、思うようにならない。こんな辛い悩みってないと思います。

処方箋
体というのは、人によって、個体によって、個体差があります。
本当に弱い人って、どうやったって死んじゃいます。
でも生きている。生きるって大変なことです。

オカヤドカリを飼っているんです。
今は六匹中一匹残っています。沖縄の方の生き物なので、ヒーターを付けて暖かくしたりして大切にしてたんですけれども何匹か死んでしまいました。水を与えすぎたのかもしれません、水がないのにヒーターが温まって、中がサウナ状態になっていたのかもしれません。ヤドカリは泣いたり、喋ったりしませんから、理由はわかりません。残っている一匹は、どちらかというと大人しい子でした。宿を奪われてしまったり、いじめられっ子のヤドカリだったんですが、今生き残っています。「強いってどういうことなのなぁ」っていうのを私たちも、飼っている家族も。みんなそのヤドカリを見ているので、思い知らされたって、そんな出来事があります。


持って生まれた強さってものがあります。
太っているとか、痩せているとかじゃなくて、そういった個体差はある。けどそれ以上に、やっぱり変わるんです。人間の体って変わるんですよ。

人間は使命感とか、本当にやりたいことに打ち込んでいると体が変わるんですよ。けれども変わる前に儀式があります。一旦体調が崩れるという儀式があるんです。環境が変わるとそこに対して、体調が適応しようとするんです。無理は禁物です。


自分で自分のことを弱いと思い込む事をやめてみたらいいと思います。
無理はしちゃいけないですが、自分が本当にやりたいことがあったら、熱が出てもちょっと頑張ってみる。嫌なことをして無理をすると、過労死したり、ストレスが溜まってダメになったりします。でも、自分がこういうことやってみたいということは、意外に持つんですね。
慣れない環境で過ごしていると体調を崩すんです。
長い子だと、修行中に3カ月ズルズル熱を引きずっている子もいました。でも、負けてたまるかという気持ちでやっている子たちっていうのは体が変わるんです。
体調を崩して悩んだ時期があって、自分死んじゃうんじゃないかと思う時期もあった。それが抜けて、本当に強い体になっていくという経験をしている方がいました。

嫌なことをやって体調がわるくなったのは体からのSOSです。でも、本当に自分がやりたいっていうことを思ってそこに突き進もうとして体調が崩れるっていうのは体調を崩してみてもいいのかもしれない。
一例をあげると、ずっと体が弱かったお母さんが子供を産んで強くなった人はいっぱいいます。

最後に

自分を弱いと思わないでください。弱いと思うと本当に弱くなります。
使命感とか、こういうことをやりたいということがあったら、少し頑張ってみてもいいかもしれない。荒治療ですが、いい結果になる気がしますし、そういった経験をしている人を見てきています🙏

ただ、本当に無理だなと思ったら勿論無理はしないでくださいね。



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