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日本人と宗教と政権分離の関係


「知恵がない状態から早く脱しなさい」

人々は智慧がない状態で世界を見ている。
人々は智慧がない状態で世界を見ている。

私たちがみている世界は何か?


【自分の都合のいいよう捻じ曲げられた世界】
物事を正しく理解するという力が欠乏している(無明)ために、貪り/怠惰/怒り/人の意見の衝突が起きているのです。


この世はどんな問題で、何で覆われてますか?

世間は無明で覆われている
強欲と放逸のせいでこの世は輝かない。
私はこの渇望がこの世の汚れであり、
苦しみがこの世の大いなる恐怖だと説く。

お釈迦様の答え


文化庁が管轄している宗教団体の登録数

(2017年)
神道系218
仏教系454
キリスト教系320
それ以外に分類される宗教108
「◯◯教系」として大きなカテゴリで分類されるものだけでも1100あると言われています。


政教分離

日本では「政教分離」の考え方をとっているが故に、学校でも宗教のことを正しく教えない。

歴史上の史実として、
「何年仏教が伝来しましたよ」と教えるだけ。

「宗教とは何か?」
「なぜ宗教を人間が持つのか?」
「宗教にはどういうものがあるのか?」
「宗教は人間にとってどういう意味があるのか?」
それらを教えてくれる人はいない。
誰も教えてもらったことがない。
教えてもらうチャンスもない。
ということです。


グローバル化していく社会の中で、私たちは宗教に対して無知である。
日本でそういう感覚が薄いかも知れませんが、「世界の政治」は「宗教」で動いています。
宗教が人々の考え方を大きく左右している。
「宗教」は「人間の歴史そのもの」なんです。
私たちの考え方/行動/選択
色々なことがビジネスや政治、自分の生き方においても無意識の中に潜伏しています。


全ての宗教がその時代にあって変容してきています。その変容してきている姿だけを見て「次元が低い」と思うのは間違いです。
キリスト教や仏教が生まれてきた歴史・背景を【俯瞰】して見ると、歴史をたどって見て欲しいと思うんです。

西暦は何教か?

私たちが西暦と言っている事自体、これはキリスト教を中心とした年の数え方なんです。
日本はキリスト教国ではありません。宗教の自由が保証されています。


歴史の源泉を汲む

歴史・源泉をくみにいった時、
「キリスト教はこうだ」「仏教はこうだ」
「それは間違っている」「それが絶対に正しい」
宗教に対してよく知らないまま、自分たちの憶測や無明によってお互いの意見をぶつかりあわせている。
結果、「よく分からなくなりました」と混乱してしまう状態もあります。

歴史や宗教の【源泉を汲みに行く】勉強をしてみてください。自分は何を拠り所にして生きていったらいいのか?人生の課題が見えてきます🙏



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