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【詩】おやすみ

【詩】おやすみ
どんなにイラついても
寝顔見ると天使に見える。
なんて可愛いの、おまえは…。

誰もが親バカになる瞬間。

ちょっぴり よだれ臭いのも
私には安定剤のような香り。
我が子の匂いに包まれながら目を閉じる。そして
時々頭をあげて寝顔を眺める。

「可愛い…」
暗闇の中、何度も何度も
そう口に出しながら1人ニヤけていた。

どんなにしんどくても
天使の寝顔を見ると
明日また頑張ろうって思えてくる。

今、孫の寝顔をみている。
なんて可愛いの、おまえは。
バババカである…

何度も何度も
匂いを嗅ぎながら
私は眠りに落ちる。
寝息が私の眠気を誘い
香りで深い眠りに落ちる

おやすみ


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