ぜんぶ、すてれば
今読みたかったのはこれだ!と思いました。
元々荷物は少なくフットワークを軽く、がモットーでしたが、20代前半までに比べて物・生活環境・仕事・人などに「執着」が出てきていることに気が付いていました。
なので、『ぜんぶ、すてれば』のタイトルはインパクト大でした。
また、周りが結婚や子育てをしたり、「安定」
、「平穏」が大切であると唱えている中、日本での今の生活を手放して海外へ行くという自分の決断。
国境が開き次第渡航できるように支度をしているけれど、開かない国境を前に周りの声も聞こえてきてモヤっとすることもありました。
しかし、この本を読んで
「周りの人も大切にしつつ、自分の直感を信じる!」、「自分が責任を持って決めたことは間違いではない!」と改めて思えました。
ありがとうございます。
ちなみに読んでいる中で、いくつか(分かる分かる自分もそうだ)と共感する部分もありました。
しかし同時に、
自分には何かを決めて動いたり、発言することはできても、中野さんのように謙虚に相手を尊重し、この人のために動きたいと思ってもらうことは出来ているだろうかと思わされました。
相手の意見も尊重し信頼していて仕事もお願いしているけれど、まだまだ「つもり」で出来ていないのかな、と感じました。
どんなに準備をしても「完璧に準備万端」はないけれど、自分の不甲斐なさは感じました。
でも、もし中野さんが目の前にいらしたらきっと「若いんだからまだまだこれから」、「どんどんトライして経験を積みな!」と言って頂けるかなと想像しながら読みました。
目の前にいないけれど、メンターに巡り会えたような本でした。
こちらの本に出会え、本当によかったです!ありがとうございました。