年→月→週→日 『達成確率100%キープの法則』#18
『時間最短化、成果最大化の法則』 45の思考のインストールの行動実験中! day18
今日は、毎回必ず達成できる人がやっている『達成確率100%キープの法則』をインストール。
営業であれ、店舗売上であれ、新規開拓であれ、納期のある仕事であれ、どんな仕事でもそうですが、目標に対して100%の達成確率をキープできるようになったら最高ですね。どうしても成果には波があるものです…
一体、どうしたら継続的に100%を達成できるのか??? 『時間最短化、成果最大化の法則』ではこう書かれています。
「達成できたりできなかったりする人」は「一つの作戦を立てて、達成するつもりだったけど、それがダメだったからうまくいかなかった。でも、自分はやりきったから満足」というパターン。
一方で、
「毎回必ず達成できる人」は「一つの作戦がダメだと分かったら、あきらめずに考え続け、作戦を見直し、行動し続ける」「一つの作戦がうまくいかない可能性も視野に入れて、次の作戦を用意する」
といった違いがありそうです。
上記を自分の仕事で考えてみます。本業の会計業務では「確定申告」真っ最中ですが、全社の進捗率を上げるために、3月15日までの申告期限までにマイルストーン目標を設定しています。
例えば、2月15日までに〇〇%、2月25日、3月1日までに〇〇%といった感じです。
毎年のことなんですが、この目標に対して「着実に達成する人」と「なかなか達成できない人」が顕著に分かれてきます。
例えば、15件の担当を持っており、進捗目標が20%の場合、最低でも3件を完了する必要があります。
「達成できたりできなかったりする人」は、期日までに3件だけを終わらせようと計画を立てて、進めます。順調にいけば達成できるのですが、資料に不足が生じたり、修正が入ってしまったりと不確定要素もあるため、ずれ込む可能性が大いにあります。結果的に、達成できるかは「運頼み」のような要素も出てきてしまいます。
「着実に達成できる人」は、期日までに3件だけではなく、倍の6件くらいは完了できるペースで計画を組んで、想定外のことが起きたとしても、目標をクリアできるようにしています。
普通に考えれば、余裕を持って段取りしそうなものですが、大丈夫だろうという「楽観バイアス」が働いて、ギリギリを攻めてしまうということがあり得るのでしょう。(私も、たまに楽観主義が発動されてしまうので、要注意!)
作戦の量を増やして、達成確率を100%に近づけていくという意味では、「会社の数字」をどう活かすかということにも当てはまります。
私の会社では『古田土式月次決算書』を標準サービスとして提供していますが、中小企業の場合、下記のように、数字を活かす頻度にかなりバラつきがあります。
数字を経営に活かす頻度と、業績が比例していくのは間違いありません。お客様の数字を見ていても、週次単位くらいまで落とし込めている会社は安定的に良い数字を残されています。
週単位で経営をしていると言えば、ニトリの「ウィークリーマネジメント」が有名ですが、毎週、品目や部門、店舗ごとに客数や利益を数値化して集計し、週単位で、数値向上のための対策を打っていることによって、長期にわたって好業績を残されています。やっぱり、週単位が大事だよね!と頭では分かっても、それを日々の業務に実装していくのにはハードルがあります。
かくいう私自身も、月単位での計画&振り返りが多かったですが、コンサルが入って指導を受けたおかげもあり、ちょうど昨日から、自分の部署においても週次PDCAを回す仕組みをスタートして、初のウィークリー会議を実施。今まで月単位で実施していましたが、週単位で行うことで、
観察・・・問題点や課題の発見
分析・・・問題点について「なぜそうなのか?」を問うて、原因を把握
判断・・・「誰が、いつまでに、何をするか」具体的な判断
行動変化・・・決断したことを行動、実践
といったことが早くなり、成長スピードが上がっていくのは間違いないので、しっかりと習慣化していこうと思います! 個人的にも、仲間を巻き込んで、土曜の朝7時から週次PDCAの会を実施しており、効果を実感しています。
理想は1日1回の戦略会議でしょうが、まずは週次から取り組んでみます!!
【今日の習慣】
振り返る頻度を増やして、作戦の数(量)を増やすことによって、成功確率を上げ続ける