西野亮廣 魔法のコンパス
はじめまして。しょうです。
ブラック企業で工場勤務をしながら本を読んで現実逃避をしている中、最近気になっているものを紹介しています。
今話題の映画「えんとつ町のプペル」をみなさんご存知ですか?
作者は芸人の西野亮廣さん。西野さんといえばお笑い芸人から絵描き、ビジネスまで幅広い分野で活躍するなんだかよくわからない人(笑)。テレビで見る時は、クラウドファンディングやオンラインサロンネタでイジられていますが、この方の人生を覗くととても興味深いです。
その中でも絵本「えんとつ町のプペル」の作成に至るまでの考えの原点とも言える話が読めるのが
この本、お笑いが好きな方が見てもかなり面白いです。それこそコロナの影響でリモート芸なるものが出てくるぐらいお笑いの作り方が急スピードで変わってきました。しかしこんな状況になる前から西野さんは「ひな壇」の限界を語っています。そして劇場からテレビ、それからスマホにお笑いの消費行動の選択肢が増えたことにより、画面規格が変わったと。その影響はYouTubeからも受けています。画面に映る人数を数えると、自ずとひな壇消滅の理由がわかると思います。
そして話題になった東京エンブレム問題。「そんなのもあったなー」「なんかあったっけ?」と遥か昔の出来事のような事件ですが、この時も西野さんは自分でコンペを開いて、落選したデザイナーを集めて審査会を開催しています。この話からも話題作りからビジネスのヒントが学べます。
たくさんの話がされている中でも一番興味深かったのが「セカンドクリエイター」の話。
「本業にするほどではないけれど、なんとなく作り手側も味わってみたい」という人、ラジオでいうハガキ職人のことをセカンドクリエイターと名付けています。
西野さんはこれをイベントで活用している例が多いですね。本書ではそれらのイベントの作り方などの詳細も語られています。
「キンコン西野って実際どんなことをしているの?」と思ってる方、まずはこの本で「西野亮廣」という人生を覗いてみてはいかがですか?
今話題の映画「えんとつ町のプペル」の原作絵本も気になる方は↓
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