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ロンドン 親子ホームステイ/ホストファミリー編

今回のホームステイでお世話になった2ファミリーについてと、どんなふうに過ごしたかをご紹介します。

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次男が描いたホストマザーのミシェル。

ミシェルファミリーは子ども関係の出版に携わるミシェルと、大学生のお嬢さん(ちょうど卒業でこの秋から教師になるとか)、そしてマンチェスターに住む息子さんの子ども(ミシェルにとっては孫)のルービィが夏休みを利用して滞在中だったので、3人でした。ミシェルのご主人は昨年亡くなられたばかりだそう。日本の友人も多いミシェルのお宅には、押し絵が飾ってあったり、扇子や湯のみもディスプレイされていました。ペットの猫ブルーはモグラ退治の好きな女の子。とても可愛かったです。
ミシェルに家を案内してもらいながら、部屋のこと、入浴やタオルのこと、お手洗いの使い方などの説明をうけました。特に水回りに関する認識は日本と違うので、使用する水の量を抑えることなど次男にもしっかり伝えました。
朝はミシェルの故郷ヨークシャーの紅茶とカリカリトースト、ジャムの朝食。次男はTassimo(コーヒーメーカー)の使い方を教えてもらい、主にホットチョコレートをいただいていました。お昼は近くのスーパーでサンドイッチを買ったり、ミシェルオススメのお店でランチをしたり。ディナーはミシェル手作りの料理を満喫しました。料理上手なミシェルのキッチンには最新のキッチンツールがたくさんあって興味津々でした。キッチンに飾ってある小さな黒板で、わたしに英語の表現についてレクチャーしてくれたりも。
次男が慣れたころ、英会話の練習としてルービィに英語で10の質問をしました。内容は主にイギリスの小学校について。英語の返事は次男にはなかなか難しかったようですが、ミシェルファミリーみんなで答えてくれて楽しいひとときを過ごしました。

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ある時ミシェルが「Holiday house(コテージ)を見に行くのだけど、海辺の街で面白いだろうから一緒に行かない?」と言ってくれました。Holiday houseはHoliday house caravanという別荘村のような場所にありました。海は寒くて真夏とは思えないほどでしたが…この辺りはちょっとした観光地のようで、お土産物屋やファンフェア(移動遊園地)があり、たくさんの人たちが思い思いに楽しんでいました。

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左/次男はフィッシュ&チップスを初体験。てんこ盛りのチップス(ポテトフライ)とフライドフィッシュ。カリカリでビネガーたっぷりで美味しいんだけど、二人でも食べきれないボリューム。右/こじんまりしたファンフェア。ルービィは楽しんでましたが、次男は遠慮したのか見てるだけでした。

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最後の夜はミシェルの故郷ヨークシャーの名物料理「ヨークシャー・プディング」をいただきました。プディングと言っても甘いものではなく、シュー皮のようなものに、お肉や野菜を載せてグレイビーソースで食べます。デザートは林檎とストロベリーのクランブル。わたしは白ワインもいただいて素敵なディナーでした。

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ミシェル宅のペット、ブルー。

一番上の写真は最後の日にミシェルファミリーとEpping forest(エッピングフォレスト)へ出かけたときのもの。広大な公園を延々と散歩するのですが、夕日と自然が美しく感動しました。


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次男が描いたホストマザーのジル。

ジルファミリーはご主人と専業主婦のジル、大学生、高校生、中学生の5人家族。ペットの猫ピックルちゃんはおうちを縦横無尽に動きまわるお転婆さん。高校生のお子さんが日本語を習っていたこともあり、日本のお茶碗や箸などもあって、MUJIが好きという日本文化に理解の深い家庭です。一昨年、わたしがホームステイして以来メールや手紙のやり取りをしていましたから、次男にとっても馴染みのあるファミリーです。

朝はシリアルとミューズリー、トーストやクロワッサン、クランペット、ベーグルなど好きなものをチョイス。紅茶は定番のPG Tipsをミルクティで。ヨーグルトやフルーツも自由にいただきました。ディナーは野菜好きなジルの手料理。わたしも次男も野菜が好きなので大喜びでしたが、中学生のお子さんが野菜嫌いだそうで、ジルの悩みの種だとか。ビーフシチューにお米を合わせてくれたり、アジア風のヌードルを作ってくれたりメニューもなにかと気遣ってくれました。
将来パン職人かパティシエになりたい次男と、お料理好きなジルはすっかり意気投合。次男が書店で買ったBBC BOOKSのレシピ本はジルも愛用のシリーズで「It’s a good book!」とお墨付きをもらいました。そして、帰国の前にはジルが手描きで次男の名前を入れた、お菓子作りに使う木のスプーンをプレゼントしてもらいました。

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ジル宅の近くにあるキューガーデン。素敵な場所です。このときはきのこのオブジェのアーティストによるエキシビションがやっていました。

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左/ジル宅の最寄り駅キューガーデン駅。隣りにあるレストランの外観がとてもキュート。右/高級住宅街リッチモンドにも歩いていけました。お買い物をしたりカフェへ行ったり、チャリティショップ巡りをしたり、本屋さんへ行ったり大好きな街。

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ジルが実家のあるテディントンという街へ連れて行ってくれました。そこでランチしたイタリアンカフェ。みんな美味しかったのですが、サンドイッチに挟んであったチーズが絶妙でまたぜひ行きたい!お店の人も親切で言うことなしでした。

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左/ジル宅のリビングでピアノを弾く次男。最初は照れてなかなか弾けなかったけれど慣れてきたらノリノリに♪ 大学生のお嬢さんが弾かなくなって随分経つとのことで、すごく喜んでもらいました。右/ジルファミリーにお礼の手紙を書く次男。自分のiPhoneに入っている辞書アプリを使って、人生初の英語の手紙を書き上げました。

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ジルファミリーのペット、ピックル。

帰国の前日、次男がジルに英語で10の質問をしました。次男の「英語を上達するためにはどうしたらいいと思う?」の問いにジルは「英語を話す家庭でホームステイすること、学校で英文法を学ぶこと」との答え。次男はいつかまたイギリスでホームステイできたら良いな、と思ったみたいです。
12日間のホームステイで、次第に英語が聞き取れるようになった次男。とはいえ意味はわかるものの答えることが出来ないじれったさを感じていました。日本に戻ってからもこの気持を忘れずに、英語の勉強を続けられたらいいなと思いました。

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