アマテラスの暗号 上下 ー伊勢谷武
旧約聖書にある“東の果ての海にある聖書を知らない島々の王国”とは日本のことで、その日本には、ニギハヤヒ、神武、崇神、応神天皇の時代に幾つかの波に別れながら失われた十支族のほか、王家ユダ族もアークと共に渡来し、最後にやって来た原始キリスト教徒や景教徒とともに平安京を築いた。
そして日本で王朝を築いたユダヤ人たちは、他国にたどり着いたのちもアイデンティティを維持し続けたユダヤ人とはまったく異なる道を選び、最終的には恵み豊かな日本の自然に帰依し、自らミズラを落として婚姻を通じ日本人となっていった。
さらには、伊勢神宮とは人類統合の祈りの場であり、アマテラスの正体は、真御柱と大国主のなかに封印されたニギハヤヒに、オオヒルメムチや名のない原初の神を合祀した習合神である。
大嘗祭
天皇即位のための、日本最古にして最重要の秘儀。
皇居内に設置された大嘗宮で行う。
少なくとも史書に明示された千三百余年は不変の方法で造立され、不変の方法で壊却されてきた。
サイレンサーは入手困難。
国の許可をとるのに半年から一年の時間がかかる。
ニューヨーク州は州全体で所持を禁止している。
投資銀行ほど幅広い分野におけるトップクラスの専門家が集結しているところはない。
GHQは日本の皇位継承権のある皇族を大きく削減した。
法律を再改正させないよう裏から圧力をかけた。
主導したビッソンは、日本弱体化を推進したソ連のスパイだった。
人間宣言は、天皇や日本国民の先祖が日本神話のなかで神であることも、歴代天皇の神格も、神話のなかの神や歴代天皇の崇拝のために天皇が神聖な儀式を行うことも否定しなかったし、天皇が人間の姿として現れた神、つまり現人神として行う儀式には税金こそは直接投入されないが、天皇家の私費でプライベートな祭祀としていまでも行われている。
天皇は祭司であり現人神だが、中国で皇帝は天子。
天子は天が選んだ人間であって、祭司でもなければ祀られる対象でもない。
新天皇は理論上は先帝が崩御された瞬間に天皇となるが、法律上は即位の儀を経て天皇となり、即位の礼で国内外に宣言する。
宗教的には三種の神器を承継した時点で天皇となるが、霊的に現人神になるのは大嘗祭。
日本近海には世界の海水魚の25%、約3700種もの海水魚が泳いでいる。
地樹海全体でさえ、たった500種。
日本人は、主な動物性タンパク源を魚介類に求めた唯一の民族。
だから自ずと大自然に学び共に生きていくことを選び、管理、コントロールしようとする畜産の発想は持たなかった。
弓月国 タンユエ
資治通鑑には三日月国とか新月王国として現れる。
史記にはウイグルに技術集団が住んでいたと書かれている。
西突厥によって滅ぼされる。
強情じゃないと、神道も、伝統も、価値も、文化も守れない。
守るということは、そういうこと。
徳島県には、いまでも秦の字を使う姓を持った秦氏の子孫が多い。
徳島県と和歌山県には同じ地名が多い。
四国と日本列島中央部(近畿)にはゲノム成分に渡来人系が多い。
籠神社の極秘伝では、神武の祖父は籠神社の主祭神、ホアカリ。その祖父の名の一つはホホデミ。
八世紀にまで、籠神社の主祭神はホホデミとして祀られていた。
籠神社の奥宮、真名井神社はマナのこと。
マナの壺は真名井神社の御神体だった。
原初の最高神とは豊受、つまり天御中主神。
真内神社から伊勢神宮の外宮に直接遷座した。
もともと一人の人間が行ったことを、複数の神々が行ったこととして話を分けたり、その逆もあり得る。
・ニニギの正式名:
天邇岐志国邇岐志・天津日高日子・番能・邇邇芸命
・ニニギの子、ホホデミの正式名:
天津日高日子・穂々手見命
・ホホデミの子、ウガヤフキアエズの正式名:
天津日高日子・波限建・鵜葺草葺不合命
・神武天皇の一つの名:
神日本・磐余彦・火火出見尊
→ニニギとホホデミとウガヤフキアエズと神武は同神
ニギハヤヒ
アマテラスより十種神宝を授かり、神武よりも先に大和を統治していた。
籠神社には息津鏡と邊津鏡があり、出土品でない鏡としては日本最古。
神武がアマテラスの子孫だとわかると、武器を捨て自分から帰順する。
木嶋坐天照御魂神社
三柱鳥居
秦氏ゆかりの神社。
隠された神: 天照國照彦・天火明・櫛甕魂・饒速日命
=アマテラス・ホアカリ・オオクニヌシ・ニギハヤヒ
血統を絶対原理とした日本の皇位継承の発想は、異常なくらい独特。
男系の世襲こそが唯一の正当性の源泉であり、それ以外は一切許さない。
同じ御名を持つ神がおられたら、たとえ時空を超越してでももとは同神である。
史実を理解しやすく物語化した。
神々を創造して話を分けた。
この法則をほかの神々にも適用して、同神の分身を還元させていけば、名のある多くの神々が収束されてしまう。
・アマテラスーオシホミミーニニギーホホデミーウガヤフキアエズー神武
↓
・アマテラスー神武
日本書紀と古事記にはアマテラスが女神だとは書かれていない。
伊勢神宮に奉納されるアマテラスのご装束は、すでに平安時代から男性用と指摘されている。
神としてのスサノオ、大国主、ニギハヤヒとは、ベースとなった各人間モデルとは切り離されて、それぞれの神が別々の生命を持ったように一人歩きしている。
神のニギハヤヒは、神の大国主、神のスサノオのなかに隠され、これらの神を習合したオオヒルメムチと集合させて女神とし、その神を乗っ取ったのがいまの新しいアマテラス。
もともとの神アマテラスは、長い名の男神。
その実名はニギハヤヒ。
木嶋神社で秦氏が伝えたかったメッセージとは、乗っ取られる前、ニギハヤヒが本当のアマテラスだったということ。
大神神社の主祭神は大物主。
大物主は、大国主の和魂。
ニギハヤヒがヤマトの国を譲ったあと三輪山に葬られ、その後、歴史から葬るために大物主にすり替えられた。
京都の出雲大神宮
元出雲と呼ばれる。
出雲大社のオオクニヌシはここから勧請されたという社伝がある。
「丹波風土記」には八世紀に杵築に遷したと記述されている。
出雲大社は明治まで杵築大社という名だった
「出雲国風土記」には国譲り神話は書かれていないように、出雲では国譲りはなかった。
真のモデルとなったのは、歴史から消されたニギハヤヒの国譲り。
オオクニヌシは、帰順したり征服された複数の王を習合して創造した神。
そのなかにニギハヤヒも隠された。
オオクニヌシは地元の氏族ではなく天皇家側が祀り始めた神。
石上神宮
伊勢神宮ができるまでは、神宮といえばここ。
ヤマタノオロチを倒した剣を祀る。
天皇家が大和地方で主に参拝していたのは、大神神社、大和神社、石上神宮の三社。
諡に神という字がつくのは、3人。
失われた十支族、北イスラエル王国王家の神武天皇。
イザヤが出国させた南ユダ王国王家の崇神天皇。
秦氏を日本に受け入れた応神天皇。