2度目にして全血献血できた話
あれからまもなく2ヶ月....
リベンジに行きました。
あれからずっとなんとも言えない不完全燃焼感でモヤモヤしてたんです。
そんな気持ちを抱えてきましたが、今日こそは!
出陣
同じところでも良かったのですが、違うところを選びました。せっかく採られるなら違う献血ルームも見てみたくて。
前回で作った献血カードをスタッフさんに渡して、荷物をロッカーへ。食事の時間、直近の睡眠時間のほか、渡航歴、疾患についての質問をクリア。血圧測定もして、医師の診察もクリアしました。
問題はここから。
やっぱりお前かよ
やっぱりお前か、俺の腕よ。
血管を少しは見やすくしてくれ。
案の定、事前採血でも血管探しに苦戦されました。クリアはしたので良いのですが。
自分のような末端冷え性は
「温かい濃い飲み物を飲んだほうがいい!」
と看護師さんのアドバイスを受けて、献血ベッドに行く前にドリンクタイムを与えられました。渡された常温のスポーツドリンクではなく、温かい濃い飲み物が良い....
抹茶ラテとかココアとか。コーンポタージュもOK。苦手ならお茶でもいいみたい。
当然ながら中の自販機は無料ですので問題なし。猫舌なのでじっくり2杯も飲み干して向かいました。じっくり飲み干し過ぎて看護師さんにお声掛けされるくらいですよAHAHA…早速手間かけてすみません。
(なんなら、カイロも渡されて右手で持ってるように言われました。暖冬、かつ快晴の暖かい日なのに....)
いざ本番
ベッドに横になると右腕を差し出しました。
事前採血は左手、ということになったので本番は右手から血を採られることになりました。
ただもう....温かくしても血管は見えず。
もはや笑えてくる頑固ぶり。
最初の担当の看護師さんは若い新人っぽい方で降参なのか、ベテランの方に交代。ベテランの方も苦しまれてましたが、なんとか無事に自分の血はベッド後方にあるパックに入ることができました。
パックの入っている装置は常に左右に揺れてました。血液が固まるのを防ぐ役割があるみたいです。…だからって針先まで揺れて痛くなることはないのでご安心を。
いざ始まるとあっという間。献血後の注意事項や雑談しつつ、足のほうは立ちくらみ防止の体操をしてましたが、体感5分くらい。テレビもあるのでボーっと見てたらなおさら時間経過も早い。
無事に400mlの血液を献上できました。
すぐには帰れない
初めての献血ということもあり、30分は休憩してってくださいと言われてドリンクを飲みつつのんびりしてました。
献血カードの返却や記念品(ウェットティッシュ)をいただき、最初のトイレも注意事項通り座位で済ませて帰宅。
なんでお菓子がないんだ!と思ってたらカウンターの横に置いてありました。言ってくれよ....どおりでみんな食べてると思ったら....
お菓子を食べるためにまた座って堪能するのはスーパーを出るところで試食コーナーに寄るのを忘れたからまた行くと同じ感じでイヤだったのでお菓子を横目にその場を後に。今度は食べるぞ…倍返しだぁ!(?)
帰るまでが献血
車とかバイクを運転して帰るならもっと休憩して帰るのが良いらしいです。
電車で帰宅してきましたが、帰りの電車もホームの点字ブロック近くの線路際から離れた真ん中あたりで待ち、乗ってもなるべく座ってくださいと言われました。
血液をあれだけ献上してると、人によっては立ちくらみとか失神とかしてしまう場合もあるようです。そのため、看護師さんからこの点は2,3度お話されました。
献血と言えども文字通り「血を献上する」だけではなく、血液検査もしてくれ結果を送ってくれます。健康管理のために、ってことで献血される方も多いのだとか。
献血できれば健康な証拠といえますね。
あと、ここに来ると感謝してくれるんです。献血にご協力ありがとうございました、と。日常生活で感謝することはあっても、他人に感謝「される」ようなことは滅多にない。リベンジが果たせた達成感と感謝の言葉を浴びた20代男性はご満悦で帰宅したのでした。めでたし、めでたし。
「見えざる血管」の能力者として迷惑かもしれませんが、これからも献血に協力していきます!
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