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はじめての献血がほろ苦だった話

注射こわいこわいが大人になってもそのままで、避けていた献血。

最近ようやく行ってきたものの、ほろ苦いデビュー戦となりました。

気になっている方は参考にしていただければ幸いです。


優しすぎて逆に恐縮

駅ビルの上層階にある献血ルーム。人通りもまばら。

あれ?間違いじゃないよな?と警戒しながら入ると平日の昼間なのに案外混んでてビックリ。

スタッフの方に初めてなんですがと告げるとなんとまあ優しいことでしょう。泣ける…涙をこらえて荷物をロッカーにしまいます。

献血にはいくつかの条件をクリアしていないといけません。その質問に答えていき、渡されたスポーツドリンクをガブガブ飲み干します。

むしろ、スタッフの方に飲みながら質問に答えてくださいね~なんて飲むのを促されるくらい水分補給は大事なようで。

よく考えたら血液を持ってかれるわけだからスポーツドリンクとかで水分補給しとかないとダメですよね…

血圧測定を経て、医師の診察も問題なくクリア。

事前の採血もなんとかクリア。

じゃあもう行きましょうか?と覚悟の時間(?)もなく健康だけが取り柄の26歳独身男性がベッドイン。スポーツドリンクはもう飲み干して気合十分。

混んでるわりにはかなりサクサク進み、なんなら応対が丁寧かつ優しすぎて軽く感動を覚えるオペレーションでした。

血管が見えない

ここで、献血を避けてた理由にはもうひとつありまして。

血管が見えないと言われたことがあるから

…事前の採血もさることながら、健康診断の採血でも血管をよく探されるんです。見えなくて。

事前の採血でも1,2分かけて探されながら

「これダメなやつか?」

「アウトかこれは?」

などなど…断られそうでヒヤヒヤもんでした。

でもなんとか採血のベッドに辿り着けました。

もう達成感。勝者の気分。

まだ採られてないのに(笑)

ついでに言うと末端冷え性。

身体は温暖気候なら手足は氷雪気候です。冬なんか下手したら外に出てた人より冷たい自信があります。

これが尚更いけないのかもしれない。

夏でもひんやりしてることがたまにあるので重症です。

だから今回は家を出てからカイロを握りしめながらホットのペットボトルのお茶も握りしめ、so hotなスタイルで献血センターにカチコミました。

消毒ののち、針を刺されます。茶色いやつの消毒は久しぶり。

ふと、SNSで余念なく調べた「針の太さ」が気になりました。

だって、みんな太い太い脅してくるんだもん!

ついてくださった看護師の方がプロなのか、皆様がそうなのかわかりませんが健康診断の採血くらいの痛みで拍子抜けしました。40mlしか採られない健康診断採血よりは当然太かったです。

全血献血の針は「つまようじくらい」と例えてる方が多かったですが、確かにそんな感じ。針先だけでなく、根元の太さもまさにつまようじでしたね。

そして歴史が動く

針を刺したものの、血管に苦労されました。

深く刺したもののポジショニング(?)が合わず、引きながらベストポジションを探られていたときでした。

「あー」と看護師さん。

へ?なんだ?と思った途端、

「申し訳ありません、針が血管壁を突き破ってしまったようで献血がこれ以上できなくなりました

....え?

そんなことあるの?オイオイオイオイ....

こちらが謝罪したい

それからはひたすら謝罪のARASHI。

いや、謝りたいのはこっちですよ?

血管が見えない上、軽い感じで来てしまって申し訳ないと。

血管が見えないのはこっちのミスです(?)

皮下出血(青タン)を散らす塗り薬まで貰い、針を抜かれたあとも謝られつつも皮下出血を散らす処置まで。

「すいません、最初の献血がこんなことになってしまって」

確かに予想してなかったよ、まさか見えない血管がこうも迷惑かけるとは。

それでも俺は

近々リベンジに行きます。
※リベンジ達成しました!って話はこちら。


皮下出血も少し青いかな?ってところはあったけど全然目立たず。

迷惑かな、とも思ったけど若い看護師さんに「また来てくださいね」なんて言われたらそりゃ行きますよ。なんか悔しいし。若い方だったから天使(殴

とほろ苦なデビュー戦を飾った私。ですが、終始歓迎のARASHIで歓迎されたのは、自分のように敬遠される方が多いようです。もちろん、服薬中とかお身体の事情で献血できない方もいらっしゃる以上、献血できる身体ならばとフラッと来てその雰囲気を味わえたのは大きな一歩でした。

というわけで、献血に行こうとしている方には尻込みさせてしまう、「行きましょう!」と言ってるのに逆効果満載なほろ苦でしかない体験談でしたが、あくまで一例。勇気出して行けば優しくしてくれます。現代社会にあるユートピアですよ、きっと。

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清水青庸
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