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発達特性に理解を向けるための書籍やドラマなど

発達特性のあるお子さんを育てている親御さんは、なんにも事前知識がないままなにがなんだかわからない状態で子育てをはじめていきますよね。
特にグレーゾーンのお子さんではじめてのお子さんだとこれが「こども」なのか、と大変だけど解決策を見つけ出すまで時間がかかることがあります。そんなしんどさを抱え続ける時間を持つことよりも、少しでもお子さんの理解を深め、その子との時間や経験、かけがえのない思い出をつくることに労力を費やして頂きたいなと思うので、参考文献など、ご紹介したいと思います。

特に具体的な接し方、言い方、関わり方が見開きページでわかりやすく、イラストなども使われて大変わかりやすく紹介されていました。
重版されているので多くの人の支持を受けている本だと思います。


学校に作業療法室を作り、発達特性があってもなくても自分の困りごとややりたいことを相談してどうしたらできるのか一緒に作戦を考えてくれるチャレンジマンがいる!!飛騨市長さんは元々県職員で障害のあるお子さんを育てている親でもあるので大変に福祉・行政運営・学校現場の様子などよくわかっている方が作業療法室を導入している。すごい!取り組みが紹介されています。
また、対応している作業療法士の大嶋さんもご自身が発達特性のある方で親御さんとの関係で困難を経験してきた当事者なのでよりお話が深くささりました。
https://www.netflix.com/jp/title/81338328
ネットフィリックスのドラマなのですが、ASDであってもみな特性や好き嫌いは様々。診断が早くついた子や18歳で診断がついた方もいました。また、女性は発見されるのが遅れがちであったり、親御さんへのインタビューも、子どものころはなにかと大変だった。でもこうしてこの子が他人に関心を向けるなんて。本当にこの子は成長した。と涙を浮かべてお話されている姿がたまらなかったです。
https://youtu.be/Be1v-ei6ioE?si=1seZISRBuPsXCyh9
身体障がいのあるご夫婦とお子さん、その家族を支えるためにたくさんの方がかかわり、自ら自分たち家族の支援をしてくれる方を得て暮らしをつくるドキュメンタリー。自ら手を伸ばして子どもが生きていける環境を自ら作り出す姿に親としてふんどしを〆させられる番組でした。
僕が飛び跳ねる理由 意思疎通が困難で、行動障害のある自閉症の東出さんが書いた本が自閉症のある方の世界を理解するための貴重な作品として世界中で翻訳され話題になり世界の自閉症者の様子をドキュメンタリーした映画、特にアフリカでは障がい者への差別が色濃く、自閉症の子どもたちの専門の学校を立ち上げるお話が心を打たれる作品です。
自閉症でも高機能自閉症の特性を持つ弁護士のお話
人の目を見て話せない、自分の好きなクジラの話が止まらない、パニックになるとどうしようもなくなりそれを抑えるためにハグしてもらう、など、自閉症の特性をよく表現している作品です。
韓国で制作されたドラマが、日本とアメリカでもリバイバルされている作品
特にアメリカ版はシーズン6まで制作され、サヴァン症で高機能自閉症の研修医ショーンを主人公にしたドラマ。共感力に乏しく変化に弱い医師の葛藤や苦悩がよく描かれています。障がい以外にも、虐待、反ワクチン、人種、ジェンダー、障がい、恋愛、死生観、生みの親より育ての親、など様々な社会問題のテーマも深く絡み合った社会派ドラマです。また、コロナ過で得体の知れない感染症と闘うエッセンシャルワーカーへの敬意をたたえるシリーズもまた、心が揺さぶられます。
最近話題になっていたライオンの隠れ家
自閉症の弟を支える兄弟児の兄を描くドラマです。親なき後の子どもの暮らしについて非常に考えさせられますね。
サヴァン症を描いた映画といえばコレですよね。
梅切らぬバカ
重度自閉症の息子とシングルマザーの母親、社会との関係について滑稽に描かれた映画です。障がい者のグループホームが新しくでき、忠さんの新たな住処ができたのですが住民の反対運動が起き、忠さんは実家に戻ることに。馬を飼う業者がグループホームに転居したことで毎日作業場に行く忠さんを見かけなくなったと安堵していたのですが、結局もとに戻って終わる。という皮肉なお話でした。障害のあるお子さんの将来をどうするか。大きなテーマになっています。


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