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自己紹介 -WEBライターの人生を振り返って-

はじめまして、
ノートをご覧いただきありがとうございます。

WEB編集者として活動しております、りょう(@editor_lucky11)と申します。

WEBライターとして活動を始めてから、はや3年と8ヶ月が経ちました。

これまで、案件が突然失注となったり、文字単価の壁に悩まされたり、椎間板ヘルニアが発症して半年間ほど通院したりと幾度となく挫折を経験してきましたが、どの出来事も自分に与えられた試練だと思い、必死に乗り越えてきました。

(WEBライターのお仕事で生活するって本当に大変ですよね)

ですが、その経験のおかげで素敵なクライアント様と出会い、少しずつですが目指すキャリア像が明確になってきているように感じます。

...と前置きが長くなるといけないので、私がWebライターのお仕事を始めるきっかけから、WEB編集者のお仕事を任されるようになるまでの過程を時系列にお伝えしたいと思います。

この記事が少しでも、皆様の活動のヒントになれますと幸いです。

私について
https://lit.link/lucky11

2020年:WEBライターという職を知る


2020年6月、
新型コロナウイルスが拡大していた頃のこと。

当時、私が勤めていた会社がコロナによる影響を受け、全社員の給与が下がってしまうほど経営状況が悪化していました。生計を立てられなくなった私は、やむを得ず退職することに。

天職だと思っていても、突然の出来事で職を失うこともある。現実は本当に厳しいものです。ですが、これも1つの試練だと思い、当時コロナ渦の中でも活況だったWEB関連のお仕事をひたすらリサーチしていました。そして偶然、クラウドワークス経由で出会ったのが、WEBライターというお仕事です。

前職でもWEBを活用した集客を行っており、コンテンツマーケティングに将来性を感じていたので、Webライターへの転身を決意しました。

本来であればライティングスクールに通い、文章力を身につけてから仕事に応募する、というステップを踏んだ方が確実かと思います。

ですが私は、スクールビジネスで痛い目を見た経験があり、きっと今の状態ではまた失敗する...と感じていたので、百聞は一見にしかずというようにまずは自分の目で実情を見て、必要性を判断することにしました。

とは言っても直営業できるほどの実績もないため、ひとまずクラウドワークスに登録。右も左もわからず、当時は目の前の案件にひらすら応募していました。

(まさに千尋の働かせてください!状態でした)

当時の作業環境(メモ多し)

クラウドワークスでは、良くない案件に応募してしまい、失敗の連続でした。

当時の辛い経験を振り返り、クラウドワークスの怪しい案件についてまとめた記事をnoteに投稿しております。「この案件に応募して本当に大丈夫なのかな…」と不安を抱えている方は、参考にして頂けると幸いです。

2021年:文字単価の壁にぶつかり挫折を経験する


最初に携わった案件は文字単価0.5円。アプリ関連の総合メディアで記事制作のお仕事でした。

その後、多くの案件に挑戦しましたが、文章力ゼロでこの業界に飛び込んでしまったため、当然ながらどの案件も採用にまで至らず。

当時は、アイキャッチ画像の作成込みで文字単価1.0円が私の限界値でした。もちろんこの文字単価では生活が難しく、一息つく余裕すら持てないため、椅子の上から離れてはいけないというルールを作り、とにかく追い込んでいました。

その結果、さっそく腰を痛めてヘルニアに。
(やはり無理はよくありませんね)

挫折することは何度もありました。

「毎日1〜2万文字書かないと生活できない」「もうパソコンを見たくない」と夜はベランダでぼーっとしながら、涙を流していた頃を今でも覚えています。

作業中に視界に入るものは全て遮断し、寝て起きても目の前にはパソコンだけ。1日14時間、黙って書き続ける毎日。今となっては良い苦労だと感じますが、当時は本当に辛いものでした。

基礎的なスキルを身につける時期でしたので、収入は二の次。たとえ結果の出るスピードが遅くても「正しい方向で努力したい」という想いで一年中執筆に心血を注ぎました。

きっとその想いを大切にしていたからだと思います。駆け出しの頃は、目の前のタスクをこなすことに必死で、記事を機械的に書き進める毎日でしたが、スキルが上がるにつれ「何のために記事を書くのか」と問う機会が増え、文章と深く向き合うようになりました。

集客の道具として記事を生産するのではなく、誰かの生きる糧になり、記憶に残る記事を書きたい。今でもその姿勢と想いはずっと大切にしています。

またある時、ふと「質の良いコンテンツとは?」の本質的な解が気になり、WEBで調べていると下記の記事と出会いました。

コンテンツとは見た人の「人生の質」を上げるもの

執筆者としての在り方を考え直すきっかけとなり、こちらの記事のように「もう一度振り返りたい」と思える記事作成にこだわるようになっていました。

努力の方向性が変わったからなのかもしれません。2022年1月、Twitterの更新を止めてから1年後に突然、転機が訪れました。

2022年:受注率が上がっていき状況が好転する



目標だった文字単価2.0円の案件に合格。ご採用を頂いたときは、本当に嬉しくて涙が出ました。

それから、コンテンツ制作の工夫点(特にオリジナル要素の追加)も進んで提案するようになり、その結果、クライアント様から新規でご依頼を頂く機会も増えていきました。

2022年の出来事
1月:文字単価2.0円のお仕事に採用される
5月:目標だった月収を達成する
6月:文字単価3.0円のお仕事に採用される
7月:プロクラウドワーカー認定を受ける

当時のクライアント様から、

「白木様の記事は評価が高いので
ぜひ引き続きお願いしたい所存です


向上心を持って執筆頂いている姿に
大変感銘を受けております

と嬉しいお言葉を頂いたことを今でも覚えています。

文字単価が上がったことで、ようやく時間にも余裕が生まれたので、検定や資格の勉強を始めました。コンテンツの質も大切ですが、"誰が書いたのか"も大切だと感じていたからです。

これらの検定や資格を取得したことで、自然と受注率が上がったように感じます。

そして、挫折当時に書類選考から不採用だった『エディトル』にも再応募し、オンライン面談を通過。ついに本採用にまで至りました。

合格率1%程度と言われている試験に合格できたことから、私にとっては大きな自信となりました。

(にしてもワタクシは涙を流しすぎである)

当時は文字単価3.0円のお仕事を頂いておりましたが、最近では一つ一つのコンテンツ作成に時間をかけられる単価でお仕事を頂けるようになりました。

別の記事では、私が普段の業務で心得ていることもまとめておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。

2023年:WEB編集者への転換を考える


2023年6月、
WEBライターのお仕事を始めて、ちょうど3年経った頃のことです。執筆数は700を超えていたと思います。

お仕事をご一緒させて頂いている編集者さんの背中を見て、私もコンテンツを”作る側”から”届ける側”に立ちたいと考えるようになりました。

どれだけライターさんが愛や真心を込めてコンテンツを創り上げても、サイト側に課題があれば、検索エンジンに発見されず、読まれない記事となってしまう。この課題を解決するため、Googleと発信者をつなぐ架け橋的存在として、記事を届けるサポートをしたいと思ったからです。

それから、Webサイトの課題解決に必要な仮説思考力と実行力を身につけるため、本格的にコンテンツSEOの学習を始めました。

また、業務委託の働き方では、任される仕事の範囲に限界を感じておりましたので、よりクライアント様と深く向き合えるポジションで仕事をしたいと思い、会社員としての就職を目指しました。

10社以上は受けたと思います。書類を見直したり面接の練習をしたりと相当な時間を注ぎ込みました。

そして2023年12月、最終面接まで通過。結果、地元の編集プロダクションにて、正社員を見据えてご採用いただくことになりました。

2024年:ご採用頂きWeb編集者の道へ


2024年3月、
ディレクターさんと打ち合わせを終え、稼働日が正式に決定しました。

まずは編集業務を通して現場の動きを知ること。そして、将来的にはクライアント対応を担えるようになることが私の目標です。

自己研鑽用のアカウントより

人にも仕事にも誠実に

この想いを胸に!今後も真摯な姿勢で活動を続けていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。
この出会いに感謝しています。

愛しのマイペットより

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