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側弯症と背中の痛み(コリと鈍痛)
冬になり寒くなってくると、背中のコリや痛みって悪化する人ー🙌
私もそのひとり。。
背中のコリと鈍痛がなぜあるのか、と緩和できる方法をシェア。
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背中のコリの原因
ざっくりいうと【背骨まわりの血流が悪いこと】。
側弯症の人は特に、凸側の背骨まわりの筋肉が歪んだ背骨で圧迫されるため
他の方と比べて片側に血流の滞りが起こりやすくなる。
血流促進のためにできること。
①背骨を温める
お風呂に浸かる、温かい飲み物を飲む、カイロを貼る、床暖やホットカーペット等温かい床の上に仰向けで寝る、腹巻きをする、など。
手軽にはじめられることはいろいろあるので、
とにかく1秒たりとも背中を冷やしてたまるか
という精神が大事🔥🔥
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②背中を動かす
背中って自分で見えないので意識が向かない場所
(カラダの中でも背中の感覚はとても鈍い)
背中の感覚がわからない→脳が背中をかためる→コリにつながる
本当は「背骨を動かす」と言いたいところだが、側弯症の場合
背骨ひとつひとつを動かすことが非常に難しい。
特に脊柱を固定する手術を受けておられる人は尚更。
なので、まずは背中を動かすことを意識しよう。
ひとつ手軽にできてそのまま寝落ちもできるものとして背中呼吸をご紹介。
一番自分が楽な姿勢で座る(両方の坐骨が地面につく座り方が良い)
吸いながら軽く背中を丸める。背中側をふわーっとふくらますイメージで
吐きながら顎を軽く引き、上に伸びていく(頭頂部から吊られるように)
背中に呼吸を入れる感覚がわからなければ、一番重だるい箇所に手を当てて
そこを押すように意識してみる。
背中の緊張が緩み、ふわっと軽くなる感覚になる。
(画像で見たい方はインスタへ)
(おまけ)
腰椎側弯(今回は一般的に多いとされる腰椎左凸)の場合
骨盤の傾きによる脚長差から左重心になることが多い。
左脚重心で立つ=背骨の凸側に負担をかける姿勢、となる。
なので、右脚に多めに乗る意識で両足で立つようにすると腰椎凸側の負担が軽くなる。
ひとつの方法なので、ぜひ試してみてね。