ヒップリフトの使い方・考え方
おはようございます!
トレーナーの島田です。
本日はヒップリフトに関して、先日Instagramから頂いたご相談を紹介します。
🔶ヒップリフトの効果
ヒップリフトは床エクササイズの代表的な種目です!お尻を鍛えたい女性や、腰痛に対しても積極的に取り上げられます。
ヒップリフトは股関節の伸展を基本とし、大臀筋・ハムストリングをメインとします。
また、コアマッスルとして骨盤底筋群や腹横筋・多裂筋も使われます。
反り腰による腰痛の場合、股関伸展に伴うコアマッスルの活性化がとても重要になります。
ピラティスでいうところのニュートラルポジションを作りながら、股関節伸展をサポートしていく必要があります。
🔶バリエーションとして
他にも、ヒップリフトには片足を浮かせた状態で行うシングルヒップリフトがあります。
この種目のメリットとして、片脚で股関節の伸展、反対脚は股関節の屈曲!それにより、歩行やランニング、片脚立ちに対するトレーニングプログラムとして捉える事もできます。
特に、片脚立ちにおける不安定性では、支持脚側に意識が向きますが、意外に遊脚側の腹筋群が弱いなども原因としてあります。
バリエーションとして、シングルヒップリフトを行う事で、片脚立ちにおける遊脚側の筋発揮と、支持側の股関節伸展による大臀筋の働きをトレーニングする事ができます。
🔶ヒップリフトでお尻が上がらない
ヒップリフトでは、お尻が上がらない人がよくいます。原因として、臀筋群の弱化もありますが、もう一つとして大腿全面の組織が硬くなっている場合もあります。
その場合は、ストレッチをしっかりと行い(特に大腿筋膜張筋)それからヒップリフトをしてみましょう!!
現場でよく使うエクササイズこそ、フォーム崩れに対応できる能力を高められるとセッションの質も上がりますよ^ - ^