心不全療養指導士 認定試験ガイドブック 第2章 まとめ 後編
こんにちは
心不全患者さんが幸せになれるよう
日々勉強中の飯沼です。
心不全療養指導士 認定試験ガイドブック第2章 後半
まとめと勝手に予想問題です。
後半は項目数が多いため、飯沼的に重要と思うポイントに絞ってまとめさせていただきました。
それでは見てみましょう!
第2章 療養指導の基本
症状マネジメント
「症状」とは第三者が客観的にその有無や程度を把握するものではなく、患者自身が体験するもの
症状マネジメントは「体験としての症状」に特化した理論。
「症状の体験」に基づき、いつどこでだれが何をするのかの「症状マネジメント方略」を立て、アウトカムである再入院や死亡率などの「症状の結果」に結びつける
心不全療養指導においては当然ながら、具体的行動にあたる「症状マネジメント方略」のみならず臨床的帰結に当たる「症状の結果」にも目を向ける必要があるとのことで、結果にコミット!大切ですね!
アドヒアランス
アドヒアランスは患者自身が必要と考え、納得して実施を選択したことを、どれだけ守ったかを指す。
インフォームドコンセントと、それに基づく患者・医療者間の相互理解と信頼関係構築、患者自身の選択(インフォームドチョイス)と治療への積極的参加が重視される。
アドヒアランスがいいとか、わるいとか、臨床では気軽に耳にしますが、コンプライアンスと混同している場面に多く出くわします。納得→選択→遵守が大切なので、信頼関係を作ったうえで、患者さんの主体性を大切にしないと、結局長続きしないんですよね!
変化のステージモデル
健康行動が変容し、定着するまでの段階を5つのステージに分類したもの
ステージは進むだけでなく、誘惑などによって後退することもあるとされている。
健康診断のアンケートで毎回、6か月以内に運動を開始する意思はありますか?ってきかれて、
毎回あります!って答えていましたけど、今考えるとずっと熟考期にいたってことですね、、、。
ヘルスリテラシー
ヘルスリテラシーは、健康に関する情報を取得し、理解し、活用する能力である
「機能的ヘルスリテラシー」→読み書き能力のこと
「伝達的/相互作用的ヘルスリテラシー」→他者とのコミュニケーションを通した情報のやり取りに関する能力
「批判的ヘルスリテラシー」→症状や兆候に気づき、意味づけ、対応する一連の意思決定プロセスであるセルフケアに影響するとされている。
これが大切ですね。Noteを始めようと思ったきっかけもありますが、
皆さんの心不全ヘルスリテラシーあげたいっす!
お知らせ
私たちのクラウドファンディングは7月12日をもってsuccessしました。
80名を超える多くの方々からのご支援を頂き、70万円以上の支援が集まりました。ここまで応援くださった皆様、本当にありがとうございました。
まだ何者でもない私たちのプロジェクトに少しでも共感を頂き、具体的な支援をくださり、心から感謝しております。皆様のご支援で自分たちの描きたい未来が日を追うごとに形になっていく様子を見ることができ、心から感謝を申し上げます。皆様のご支援と期待
を背負い、このプロジェクトを通して「生きがい」を取り戻した人々の笑顔が多く生まれますよう、よりいっそう努力してまいります!
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