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リノベの意義と考え方
こんにちは、RE広報担当です。
本日は「海辺の家」のオープンハウスにご来場いただいた方、ありがとうございました。またスタッフがレビュー投稿をいたしますので、お楽しみに。
さて、今日のお題ですが「リノベのそもそも」について。
リノベーションの価値は安く家を手にいれるためのものではないということ。
REの考え方についてお話ししたいと思います。よろしくお願いします。
■ 実家リノベの意義とは?
実家リノベーションの意義についてですが、そもそもリノベーションとは古いものを改修しながら住み継ぐことにあります。
これは欧米諸国の文化であり、日本に古くから存在する文化だともいえます。
ロンドンの150年ほど前に建てられたヴィクトリア朝の建物などは良い例ですね。古いほど価値があるため、オーナーが変わるごとに少しずつリペアしたり、内装を好みに変えながら住み継がれています。
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日本では経済成長の流れに合わせて、以前まで古いものはゼロ価値になってしまうという風潮がありました。
ですから、建てては壊すを繰り返すような文化になっていたんですね…
元々の日本は、木造建築のお寺や神社を改修しながら時代を超えて受け継いでいくという技術があったのにも関わらず、です。
しかし、骨董品やアンティーク・古家具に対しての関心や価値の高まりと共に、「古い建物を大事にする」文化の再建も構築されつつあります。
それがリノベーションなのです。
私たちのリノベーションの目的は、安く家を手に入れてもらおうではありません。
もちろん費用が安く済んで、その分内装の注力していただけるというメリットは大いに活用しています。
しかし、第一の目的は「古いものを活かして、住み継ぐこと」そこにあります。
それでは次回は、なぜ日本は「建てては壊す」を繰り返すようになってしまったのか。そんなことについてお話ししたいと思います。
お楽しみに。