その選択は合っているのか問題。
はじめに
よくあるのが、「この選択は合っているのか」や「この選択は不安だな」など比較的マイナスな感情を前に出して、マイナスが小さければやるとする自分がいます。
もしかすると、皆さんもそうかもしれません。
それは何故起きるか、そしてマイナスな感情に勝つ方法はあるのか。
ここ数週間で自分中での解釈が生まれたのでご紹介します。
これで少しでも勇気を持てたという人が多くなれば嬉しいです。
選択ではなく決断。
「選択する」ではなく「決断する」。誰でも言ってそうな言葉を言いやがってと思うかもですが、本当にそうでした。実体験を示します。少し長いですが、お付き合いください。
人生に迷いやぼんやり感を持っていたひろき少年は(物語的に少年とつけてます。実在する人物とは異なります。)、たまたま出会った無料セミナーを受講します。
そのセミナーは株式会社GOAL-Bの村岡社長のセミナーでした。尊敬していた方ですし、同世代で凄い存在になっている方で、その生い立ちを聞けるということで即ポチしました。まぁ無料ですし。
内容は凄く刺さる内容で、こんな凄い人でも俺と同じような時期あったのか!という発見でした。その後、無料の体験コーチングがあるとのこと。それを受ければ、村岡社長に近づく何かが手に入ると思い、即ポチしました。まぁ無料ですし。
日程調整して、いざコーチングへ。発見もあり、担当コーチも同じ境遇だったとの事。これは良かった。
しかし、ここから一気に不信感に。ここから先は有料コンテンツです的なノリで本格的コーチングの案内がありました。3つのコースがありました。金額は新卒初任給の3〜5ヶ月分。これは高い!!!高すぎる!!断って終了させようとしました。
ライザップも理想の体を作るのに、100万円必要だと言われました。しかも、半端な変わり方ではなく劇的に変わるために。そんな営業トークをかまされた自分。本当に裏切られた感が半端なかったです。
何故なら、騙されていると思ったからです。よく耳にするご老人宅に訪問して、羽毛布団を高額で購入させる手口や高額な情報商材を売りつけられると言った例をテレビで死ぬほど見たからです。
挙げ句、自分の亡くなった祖母が振り込め詐欺の被害に遭ったことも合間って、とても即決できる金額ではありませんでした。
しかし、結果本格コーチングを受ける決断をしました。(妻には言ってません。)こんだけマネーブロックがある人間がなぜ決断できたか。
色々な要因はありますが、1つは「なりたい自分に行くためには、今までとは違う行動をしないといけない」という言葉でした。
これは、今でも尊敬する鴨頭嘉人さんも同じことを言っているのを聞いてたからです。「違和感を喜ぶ」という表現をされてました。
そして、もう1つの要因は「ここでやってもいいし、やらなくてもいい」という言葉です。
見た事ない将来を取りに行くならば、やってもいいし、現状のまま行くならばやらなくてもいい。どちらも正解だと。
最初は聞いたことを自分で実践して掴みとるからやらない!と言いました。しかし、自分の中で「それ言うの何回目?」と聞いてきたのです。
確かに、怠惰な自分は自分との約束を何かと言い訳して破ってきた事が大半でした。守れた約束は、自分ができる事の延長上のことのみ。
「チャレンジをする」と言っても、それは自分の経験値からしか発生しないチャレンジというなの現状維持。だから副業も続かない。だから困難があるとすぐに辞める。
現状から抜け出すには、経験者から教えてもらわないといけない。人生を良くするためには、今のスタイルとさよならすると決めないと。これが決断だ。
その答えを出している最中に、「決して安くないです。人生に介入するのでそれなりにします。でも絶対に変わります。変わらなかったら、YouTubeのコメ欄にボロクソ書いてください」と言われました。
やはり、SNSで顔を晒して発信している会社で、自分もチャンネル登録してるし、信用はありました。ということでやると決断。決断後もやっぱり星人が顔を出してきたので、さっさと契約しようと踏ん切る。
コース案内されてから、決断まで40分かけました。長い戦いでした。
今回はやるという決断でしたが、もしやらなくても、お金には困ってないし、仕事も嫌だけどちゃんと雇用されているからOKでした。その辺の同世代より大分もらっている方ですし、我慢をすれば何も問題ない現状でした。
でも今回は、「まぁ無料ですし」と言っていた男が「新卒初任給の3〜5ヶ月分」のコーチングを受けることに。無料に目がなかった自分が何故踏み出せたのでしょう。もっと根本があります。
考えるな、まずはやれ。
今まで自分のできる範囲での選択をしてました。もちろん、このままではダメだと思い、チャレンジしたこともありました。
でも、それらのチャレンジは失敗したとしてもダメージが少なかったり、自己修復できる範囲でのチャレンジだったと気づきました。
例えば、通信講座で国家資格を取ろうと思った時も、7万円の教材を買いましたが、継続せず途中リタイア。オンラインサロン入会も月2000円や年間10,000円で活用せず。しかも短期間で取り戻すことが可能でした。
なおさら、無料に目がない私ですので、無料でブログ開設しても続かない。要するに後戻り可能な範囲でチャレンジをしてました。
もちろん、ちゃんと自制心をお持ちの方であれば、このやり方はかなり有効的だと思いますし、真っ当なやり方であることは間違い無いです。
ただ私の場合は怠惰でかつ諦め癖の強い、言わば底辺人間でありました。前述したやり方では、蚊に刺された程度の痛みしかなく現状へ戻ります。
今回の高額なコーチングに支払ったのは、剣で腹を刺されたぐらいの致命傷半歩手前の状況に追いやられました(貯金もしてなかったのでなおさらです)。私もこんだけの一括買い物は初めてでした。ブランドものにも興味がなかったので、無縁の金額。
ただ、わかったのは後戻りに時間がかかる状態になってからは、取り戻すという気持ちが湧いてきて、セミナーでも積極的に発言し、言われた宿題は必ずやりました。
これが世に言う、「早くやれ、話はそれからだ」や「決断が先、プロセスが後」と言う概念なのかと身にしみて感じました。
行動が変わってきました。
選択に正解・不正解はない。
※「選択より決断」と言いましたが、あえて選択と言う言葉を使います。
人間は誰でも失敗しない人生などあり得ません。これは皆さんお分かりになっているはず。しかし人は失敗しないようにしてます。そうすると、選択をせず現状維持になります。それを打開するにはどうするか。
自分が出した答えは、選択した事柄は全て正解なのだと言うこと。
電球を発明したエジソンは言いました。「私は今までに一度も失敗したことはない、電球が光らないと言う発見を2万回しただけだ」。これは名言として語り継がれてます。
つまり、失敗の解釈を変えると言うこと。自分も失敗を成長と解釈してます。私もプログラミングの副業をしようとしました。サービス提供できるレベルを取得しようとしましたが、細かいすぎる作業が苦手すぎて辞めました。
でもこれは、細かいすぎる事が苦手と言う発見で、そう言った作業はアウトソーシングすると決めました。
簡単な例ですが、自分は向かない事は他人に頼って、得意領域で勝負だ!と答えを見つけたのは大きかったです。
中には、周りの環境で失敗をねちっこくネタとしていじってくる奴や、失敗したら役員に報告の為に根掘り葉掘り聞いてくる管理職など、解釈を変えたとて、周りがそのような人間で固まって「失敗は悪で完璧にしない」となってしまい元通りになると言う事が十分あり得ます。
私もその環境にいる一人です。私はそれを変えるべく、転職や付き合う人間を変えています。つまり、そうなりたくなければ、環境を変えるのが一番です。
そしてもっと言えば、「変えたいけど環境がそうさせてくれない」と言う選択をしているのは、自分自身です。変えたければいくらでも方法はあります。
その嫌な気持ち、その辞めたい気持ち、それらを有しているのにそこにい続ける。
それは、あなた自身がそれを選んでます。その判断に違和感があるならば、体が壊れて判断ができなくなる前に決断しましょう。
それは、その環境下にいる人間に何を言われようとも揺るいではダメです。
これはとても思いました。揺るいだところで、その環境下にいる人間たちはあなたの人生に責任は持ってくれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。選択があっているかどうかを考える前に、この環境下で頑張り続けたのは、あなたがそれを選んでいるから。
もうそろそろ、自分を労ってあげつつもワガママに生きてみてはいかがでしょうか。
この記事が私と同じ境遇もしくは似た境遇の人に少しでも役に立てれば嬉しいです。
もっと話聞きたいと言う事であれば、Xやってますので連絡くださいね。一緒に乗り越えましょう。
ではまたお会いしましょう。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?