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発想力の話💡

 デザイナーとして求められる重要な要素に発想力があります。

「いいアイデアが出たら一旦捨てる」

 これは私が心掛けていることのひとつ。ある程度デザインの方向性が決まってくると、今出ている中での最良の案に固執しすぎて、進化のない展開を続けがちになってしまいます。そんな時にこの言葉を思い出す…。

 自分で納得したアイデアを一旦捨てて、それを超える案を考え直す。最大のライバルは自分!この方法なら、今までの自分ではたどり着けなかったワンランク上の発想力を得ることができるかもしれない…。
 ぶっちゃけ私はコンセプト立案がとても苦手です。特に発想段階にかなりバラツキがあり、良い提案ができる時もあれば全然ダメな時もある…安定感がない。。。もちろん波があるのは自然なことだが、ある程度は制御できるようにならなければお仕事になりません!

 一歩進んだデザイナーになるためには、その日の発想力をコントロールできるようになることが求められます。安定したアウトプットを続けることができればストレスなく計画的にプロジェクトを進めることができると思うのです…。

 といってもスケッチを描いたり本を読んだりするだけが訓練ではありません。日々の生活の中での経験がデザインする上で重要に作用します。

 デスクで学んだ知識より、仕事以外の「実際の体験」が役に立ちます。

 デザイナーとしての美意識を磨くための投資と思って、興味があることには多少お金がかかってもなるべく体験してみると良いでしょう。
 色んな経験の積み重ねにより多面的な思考回路を得ることができれば、自分のアイデアを客観視でき、安定したアイデア展開ができるし、質の高いバリエーションが増やせるのではないかと感じます。

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