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学び続ける先生という生き方へ🧪教壇を降りて医療系学生になった私

皆さんこんにちは🐰れいれいです!
学び続ける先生 (学生) として新しい分野にもチャレンジし続けている私ですが…
今回はマイナビ×note の「想像していなかった未来」の視点からお話をしたいと思います。


卒業生と「学生」としての新たな関係

今の自分は、過去の自分の延長線上にあると感じています。
中高の教員をしていた時期には想像もしなかった "学生" としての視点で、これまでの卒業生 (現在の大学生・院生) と対話できる日が来るとは思っていませんでした。
先日、同じ医療系の分野で学ぶ一学生として彼らと意見を交わし、異なる専門分野の学びを共有できました。
このことは、これまでの延長線上にある「想像していなかった未来」の一つだと感じています。

学ぶ視点の違いに気づく瞬間

私も卒業生の子たちもお互い医療系の学びをしているとはいえ、学部や将来の職が異なれば視点も異なります。
彼らが学ぶ内容と私が学ぶ内容には重なる部分もあれば、全く違うアプローチを取っている部分もあります。
それらの違いを話し合うのがとても面白かったです。
まるでチーム医療の準備をしているような感覚で、お互いの強みや役割がどこにあるのかを、経験を通して自然に認識できているように思います。

教員と卒業生を越えた関係性

この会話の経験を通して自分の中で "先生と生徒 (卒業生)" という枠が外れた新しい関係性が生まれたことを感じました。
今では "自分も今学んでいる学生" として、卒業生と対等に議論し、教え合うことができる関係があると感じています。
このような形で再び繋がれることは、教員時代にはまったく想像もしなかったことです。

未来に対する新しい期待

教員をしていたころには、「卒業生と同じ職場で働く」という未来は全く想像できませんでした。
今こうして臨床検査技師を目指して学んでいる立場としては、それが現実になる可能性も感じています。
もし2027年に国家資格を取って臨床検査技師として働き始めたなら、過去に担任したクラスの生徒たち(医師や看護師、薬剤師を目指す大学生)と同じ医療業界で再び接点をもつかもしれないと思えてきました。

同じ職場で一緒に仕事をするまでには至らなくても、少なくとも医療専門職として、彼らと同じ業界の中の目線で "未来についての会話" ができる可能性は感じています。
教員だった頃、卒業生との会話がどうしても「過去の思い出話」に偏りがちで…
未来について語るとしても「応援しています」というスタンスに留まっていました―彼らには未来がある一方自分は何かをあきらめているような感覚が背後にありました。
しかし、今はその限界を越えて、同じ分野の仲間として卒業生と語り合える、そんな未来が期待できています。
もはや、すでに一緒に学び合っている時点で、以前の立場では見えなかった未来が少しずつ現実味を帯びてきています。

転身前に抱えた悩みと自分の幸せを問い続けた日々

学生に戻ると決めるまでの過程は、思いのほか悩みが多く、辛いこともありました。
学校の先生としての業務は増える一方で、教科 (一つの年度で中学理科,高1の生物と化学と探究,高3の生物,私学なので入試問題作り)、担任 (高3生)、学年 (各種行事、学年内の係,入試分析会への出張など)、分掌 (教科書や副教材の発注、校内システムの一部管理 (調査書関係)(?) など)、コース長 (高校3学年の運営管理、説明会づくり,学科の行事運営,評価・報告など)、部活動の顧問2つなど。
あらゆるタスクが重なり、どれも中途半端に感じる日々が続きました。
その中でも、生徒の頑張る姿や保護者からの励ましに救われる部分もありましたが、それでも心のどこかで「これでいいのか?」と自問自答する毎日。
次第に体調も崩れていき、貯金が医療費でとけていく中で、自分の幸せとは何かを問いかけるようになりました―これも想像していなかった未来の一つのかたち。

自分のために新たな道を選んだ瞬間

最終的には「このステージでできることはやり尽くした」という想いが芽生え、自分の体や心、そして魂のために教壇を降りる決意をしました。
それは単に転職の決断というより…
それまでの人生の見通しを見つめ直し、生き方とあり方、何のために今日も命を与えられているのか (神様目線?) を自分に問い、未来に問い、運命の神様に問いた結果です。
数か月の思索の末、これまでの教育のプロとしての経験と新たに学ぶ医療の知識を掛け合わせ、複数の専門分野を融合させることで独自の強みを創り出せる未来を描けるようになりました―LEGOのように作っては崩して新しく創るのくり返しが楽しいと思っていたので人生もそんな感じにしたい。
そうした可能性を胸に、今、医療の道で新たな可能性に挑戦を続けています。

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もし皆さんが何か新しい道を歩もうとしているとき、何かの励みになれば嬉しいです。
私もまだまだ学び続けていますが、立ち止まることなく前に進んでいきたいと思っています。

元気をもらえた曲をご紹介します。私が好きな「Challenge Like A Baby」という曲です。
この歌は、新しい挑戦に向かう勇気や力を与えてくれる一曲で、私もこの道のりを歩む中で何度も聴いています。
ぜひ、皆さんも聴いてみてください♪

#想像していなかった未来

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