「機動警察パトレイバー the Movie」を観た
リバイバル上映されていたので観に行きました。
いや～すごかった。面白かった～～～～～。
パトレイバーは漫画版を全巻、アニメを数話見ましたが、内容はほとんど覚えてないので、ワタシチョットパトレイバーワカル程度の知識しかありません。
でもアニメのエンディングテーマはよく覚えてます。
0時にバスなんてなくない？とか突っ込んでた記憶があります。（夜行バスを知らなかった）
1989年上映…約35年前のアニメ映画ですが、古さを感じるどころか今でも通じる内容で、この作品に関わった人たちの先見の明に驚かされました。
天才プログラマーが、レイバー用のOSに仕込んだトロイの木馬がきっかけとなって大事件に発展する…というのが大筋の内容です。
1989年、ギリ昭和で平成元年です。Windowsは現在のようなOSとしてまだ普及してませんし、パソコン通信もこの時期にあったようですが一般的ではありません。OSって言われても何のことかわからないと思う。（これは下手したら現在でも何？って人がいそうですけど…）
あとサーバールームが冷房で冷えてる演出もあった気がしたのですが、これも、事情を知っていないと意味がわからなくないですか？
この内容をリアタイした当時の人たちはどう理解したんだろう…すごく気になる。なんかわかんないけど、すげーぜ…とかだったのかな。
事件の大筋に関しては今でも通じる話であり、むしろ、一般的にパソコンが使用されIT周りが大きく発展した今だからこそ理解が深まる内容だと思います。
時代を感じる古臭さは確かにあります。
缶ジュースのふたの部分、これって本当にあったんだ…と妙に感動しました。
あと野明が持ってたカールとか…。
今では関東で販売されなくなってしまいました。
データの記憶媒体に使用していたのはMOでしょうか。そこフロッピーじゃないんだ…とびっくりした箇所です。
携帯端末などは一切出てこないのですが、違和感がなかったのは主に無線でやり取りしていたからでしょう。なくても別に気にならないってところかなと思います。
映画のラストシーン、え～そうなるんだ…みたいなところはありました。
監督はそうしたくなかったのに、結局今の形になったのは様々な思惑があってのことなんでしょう。う～ん。
#このシーン嫌いな人いない説
— タイプ・あ～る (@hitasuraeiga) September 25, 2024
劇場版『機動警察パトレイバー』のラストシーン（1989年公開）。なお、監督の押井守さんだけは嫌がって違う終わり方に変更しようとしたため、脚本家の伊藤和典さんらヘッドギアのメンバーたちが必死で（羽交い締めにして？）止めたらしい😅 pic.twitter.com/DqNechZFqT
パシフィックリム（一作目）のラストで、主人公とマコがこうならなくてよかったと思ったことを思い出してしまった。
ラストの件は単純に好みじゃないだけで、作品の評価に影を落とすことはありません。
仕事を早退して観に行って良かったです。
まだ上映している映画館があるようなので、この機会にぜひ観てほしい～～～～～～！！！！
おわり