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求められる人になろう!「一緒に仕事をしたい」と思われる人の3つの共通点。

こんにちは。RD LINKの髙本です。
東京では桜満開です。会社近くにある日比谷公園はお花見に最適ですが、今年は眺めるだけで我慢しています。1年前のこの時期を振り返ると、経験したことのない状況に不安を感じながら、「三密」「ソーシャルディスタンス」など初めて聞く言葉に一喜一憂していたことを思い出します。

今ではこの言葉を当たり前に使っていることに、人間は変化を受け入れていく生き物だなと感じています。ダーウィンの進化論にあるように、「変化するものだけが生き残る」というところでしょうか。RD LINKも事業を立ち上げてから1年経ちました。当時は今の社会を想定していませんでしたが、進化しながら生き残ろうとがんばっています。

求められるには一緒に仕事をしたいと思われる努力が必要

先日、RD LINKメンバーの須藤が日経COMEMOさんの「#一緒に働きたい60代社員 」のテーマについて書いた記事を読んで、「年齢を重ねても求められながら上手く働くコツがあるな」と思うことがありました。

ズバリ、それは「一緒に仕事をしたい人と思われるかどうか」です。なーんだ、当たり前のことじゃないかと思うかもしれませんが、そう思われるのが実は難しいというのが現状です。組織で働く場合も大切ですが、複業や個人として外部人材の立場で働く場合は特に大切です。

みなさんは「自分は一緒に仕事をしたい人と思われている」と自信を持って言えますか?「言えます!」という方は意外と少ないのではないでしょうか。もしくは思っていてもそうではなかったり・・・ということもあります。

では求められている人はどのような人なのか。今回は私がRD LINKのコンサルタントとして企業やエキスパートとは話す中で思う「一緒に仕事をしたいと思われている人」の共通点についてお伝えしたいと思います。

■自分のハッシュタグを増やせる人

ハッシュタグというのは最近のSNS文化で生まれた「#〇〇」というもので、説明や特徴ラベルのようなものです。ちなみにこのnoteの記事の一番下にもついていて、この記事はこんな内容だよということを示しています。
RD LINKという事業でいえば「#理系専門」「#複業支援」「#人材エージェント」「#新規事業」「#(株)RDサポート」「#創業22年の信頼」といった感じでしょうか。

そのような感じで自分にタグ付けしてみます。どのようなタグが何個ぐらいつきますか?

同じ組織で仕事をしていれば、経験が増えていけばいくほど自分の意見が通りやすくなります。もちろんポジションや年齢から周囲が遠慮してしまうこともありますが、それとは別な理由として、たくさんの苦難を乗り越えて経験値が増えるので、説得力のある言葉に周りが自然と納得するからだと個人的には思っています。

それは周りがその方を信頼している証拠でもあり、つまり会社で長年にわたり貢献してきたことで、その方は組織内で通用するたくさんのハッシュタグを持っているからです。

一方、複業、転職、独立などが当たり前になりつつある社会になった今、他の組織でも自分のハッシュタグは通用するのでしょうか?

今までの人間関係ではない外部で仕事をする場合、自分についているタグはとても少ない状態です。例えば、「Aさん=#素材メーカー#元開発責任者」としての認識からのスタートです。

自社では通用していた「#信頼できる」「#教育熱心」といったタグはなかなか最初から信用してもらえません。

そこから最初のプロジェクトを進めると、「Aさん=#素材メーカー#元開発責任者」に「#新規事業立ち上げ成功者」「#若手研究員指導がうまい」というタグが増えます。

さらにプロジェクトを進めていくと、「Aさん=#素材メーカー#元開発責任者#新規事業立ち上げ成功者#若手研究員の指導がうまい」に「#話をよく聞いてくれる#相談しやすい#信頼できる」とか「#幅広い人脈と知識がある#尊敬できる」というタグが加わっていくのです。

何を伝えたいかというと、今の組織だから通用しているタグだけで勝負せず、常にタグを増やしてブラッシュアップさせていくことが必要ということです。

言い換えると、外部人材として働くということは、あなたへの信頼はほとんどないところからスタートするので、相手に理解してもらう努力をする必要があります

相手が何を望んでいるのか、自分の言葉を理解できるのか、受け止めてもらえるのか、いつも以上に配慮しなければならないのです。また、どういうタグをつけてもらいたいのか、相手によいタグをつけてもらう努力も必要になります。

■相手の成功をゴールにできる人

最初の依頼はゼロからのスタートですので、「この人なら価値をもたらしてくれるかもしれない」という「かもしれない」で依頼をする企業のほうが多いのではないでしょうか。

一緒に仕事をして、「この人なら間違いない」「頼んでよかった!」ということになって初めて、「また〇〇さんにお願いしたいのですが」「〇〇さん、空いていませんか?」という指名が来ます。つまり、最初の依頼に価値を提供できなければ次はない。2回目に依頼がくる仕事を提供することが重要になります。

同じ組織で長年かけて築いてきた評判や信頼を、短期間に構築しなければならないのが複業や業務委託の大変なところかもしれません。じゃあ、どうしたらまた依頼したいという気持ちにさせることができるのか?

これもよく聞く話だと思いますが、「相手が期待している以上のものを提供する」。これしかないと思います。それは専門的な技術提供かもしれませんが、どちらかというとマインドの部分が大きいと思います。

相手の伴奏者として相手と一緒に走っていく、時には相手の前をリードして引っ張ったり、後ろから背中を押して走りやすくしたり、相手の行きたい方向に向かって相手のペースにあわせて伴走できれば、「一緒にゴールに向かってほしい」という気持ちが強くなると思います。

自分が成功したい、とか相手の成功は関係ない、ではなく、相手に成功してもらうことで自分も喜べるような人が「またお仕事したい」「一緒に働きたい」と思われる人ではないでしょうか。

■謙虚な人

私たちは、多くの経営者や事業責任者、また専門性をお持ちの方とお会いしています。同じような経験を持っていても、AさんよりBさんの方のほうが上手くいっているなあと感じることが多々あります。

もちろん、エージェントですので、私たちコンサルタントの力量も関係していることは自覚していますが、この人は人生やお仕事が上手くいっているんだろうなあと思う方には共通点があります。

それはみなさん謙虚で優しいということ。断っておきますが、謙虚は遠慮とは違います。本当は自信があるのに出来ないとへりくだるとかではなく(これはベテランの方や専門家がすると、かえって嫌味になります)、どんな立場の方にも敬意を示される方が多いです。

例えば、打ち合わせでコーヒーショップを利用すると、店員さんに「ごちそうさま」とか「おいしかったよ」と一声かけたり、私たちコンサルタントにも「遅くまで大変だね」とか「いつもありがとう」と言ってくれたり(それを要求しているわけではないので誤解なく)、訪問した企業で掃除をしている方に「お疲れ様」と声をかけたり…

小さなことですが、気を配られている素敵な方がほとんどです。これは経営者の方も同じですね。こういう経営者の元には同じような社員が集まっていて、その会社の雰囲気は良いですし、業績もよいところが多いです。企業の大小や業界に関わらず、同じような傾向があります。あくまでも人材業界に長くいるコンサルタントとしての視点からですが…

「一緒に仕事をしたい」と思ってもらうには、結局は専門性よりも人間性。専門性が不要ということではなく、専門性だけでは仕事できないということです。お人柄というのは言葉だけではなく、佇まいからも伝わります。技術を磨くと同時に人間性にも磨きをかけておきたいものです。

RD LINKにご登録のエキスパートの皆様をみても、頭が下がる方ばかりです。自分の力を困っている企業のために使ってほしい、未来の日本のために何かできないか、次世代のために力を貸したい、そうお話しされることが多く、それを聞くたびに「私も貢献したい!」と気が引き締まりますし、私たち自身も一緒に仕事をしたいと思われるようなコンサルタントにならなければいけないなと思っています。

せっかく複数の場所で働くチャンスが広がったのですから、様々な場所で求められるような人になり、また自分も一緒に仕事をしたいと思う人と仕事をして、人生をさらに豊かにしてほしいなと思っています。

外にでなければ見えない世界もあります。檻の中にいるから出られないという場合もありますが、実はその檻、カギはかかっていないのかもしれません。

外と中を自由に行き来ができる時代はもうすぐな気がします。まずは外の世界ってどんな感じか知りたいなという方は遠慮なく相談しにきてください。いつでもお待ちしております。

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