因数分解?いいえ。因子分析。
ご無沙汰しております。熊谷研の牧野です。
コロナウィルスで世の中が騒然としておりますね。
アメリカの友人に、東京はゴーストタウンと化しているか!?
と聞かれましたが、
相変わらず電車は満員ですと答えました。
昨日は久しぶりに、熊谷研の皆さん大集合でした。
やはり顔を合わせて話せるってよいな~と改めて思いました。
昨日の会議では、遠隔でも参加できるよう、
ZOOMとUDトークの併用を試行致しました!
当研究室のユーザーリサーチャー、廣川麻子さんに
方法をご教示頂きました。ありがとうございました。
テクノロジーの進化についていくのに精一杯なわたしは、
あと2回は練習が必要です…
なんとか理解できたら、記事にまとめてみたいと思います。
≪最近奮闘中の統計学と因子分析について≫
そういえば先週、わたしがにらめっこしていた本を見て、
麻子さんが「因数分解?高校の時やったよね!」
と言いました。
たしかにとても似ているけど惜しい…
因子分析です。
こちらの記事でも少し触れたのですが、わたし、
研究者としての訓練を受けてきておりません。
これからの研究で因子分析を行うため、理解しておきたいと思いました。
先端研の図書室から、統計学や因子分析の本を合計4冊借りてきました。
そのうち1冊は、タイトルに「入門」という名がついているものの、
数式だらけでした。
わたしのような超絶初心者が叩ける門が見当たりませんでした…
えっと、どこから入れますか?
もう1冊は字が小さく、目へのいじめとしか思えませんでした。
途中まで頑張ってみたものの、眼球が悲鳴を上げ、諦めました。
諦めが肝心です。
ですが!残りの2冊は
とってもわかりやすかったです。
ハイパー視覚優位型の強い味方!マンガです。
カバーが迷子です。
因子分析だけを勉強しても絶対わからないだろうな…と思い、
統計学から始めてみました。
こちらの記事でも述べましたが、自分の手で書いて覚えたい型なので、
「マンガでわかる 統計学」を見ながら
要点を自分のノートに書いていきました。
これは、理解に苦しみピカソ化した、マンガの主人公るいちゃんを模しました。
わたしも何度も何度もゲルニ化しました。
帰無仮説とか対立仮説とか有意水準とか…
日本語なのにこんなに意味がわからない。
読んで書いて読んで書いてを繰り返して、少しずつ理解しました。
1冊目の丸裸の統計学の本を勉強したおかげか、
2冊目の因子分析の内容がすっと入ってきました!
3日経ったら忘れてしまいそうですが…
統計学と因子分析がなんとか理解できたところで、
とある質問紙に記載する、質問項目の作成を進めております。
質問項目の作成において、聴覚障害コミュニティの多様性を考慮したいのですが、
①ろう
②難聴
③中途失聴
④ろう学校育ち
⑤普通校育ち(インテグレーション)
⑥④と⑤を行ったり来たり
⑦デフファミリー (家族がみんな聴覚障害者)
⑧聴者ファミリー (家族がみんな聴者)
⑨補聴器不使用
⑩補聴器使用
⑪人工内耳
⑫手話話者
⑬口話
⑭筆談またはスマホにタイピング
⑮音声認識 (UDトーク、Live Transcribe)
などなど、様々なコミュニケーション手段、育ってきた環境、
バックグラウンドが考えられるので慎重に検討したいと思っております。
最後になりますが、
まだまだ落ち着かない世の中ではありますが、
どうかご自愛下さいませ。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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