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哲学的思考を掘り下げる

このnoteは、最近社長になった人と、まだ何者になるかわからない若者が、「こんな生き方もいいんじゃない?」とライフスタイルをゆるく提案するnoteです。

社長 今日は改めて、『哲学的思考』を掘り下げていきたいと思います。

20代役者 僕らの原点。哲学のイメージから壊したいですね。

社長 なんか堅苦しい感じもあるし、難しそうだもんね。論破されそうとかね。

20代役者 たしかに。いろんな角度から話せるようになっちゃうからかな。

■哲学が好きで良かったことはある??

『生き方の指標になる』『言語化能力』

社長 生き方の勉強になったかな。実学って感じするよね。

20代役者 具体的に何かありますか?この言葉が良かったとか、この哲学者が良かったとか。

社長 最近はパスカルかな。パンセ。考える事が大事って改めてね。当たり前のことが哲学書には書いてあるけど、言語化してくれるから勉強になるよね。

20代役者 そうですね。理解させてくれますよね。

社長 何となく感じているものを先送りにしちゃうけどさ、『人生の意味』とか、『自分の生きる意味』とかさ。ふと立ち止まった時に意味を考えるじゃない?それを言語化してくれるのが哲学かなと思うんだよね。

20代役者 ちょっと話ずれますけど、『自分の生きている意味』とか『人生の意味』を探すのって、ほとんどが男らしいですよ(笑)

社長 えっ!!!そうなの??

20代役者 生物学的に女が先で男が後に生まれたらしくて。女が生き残るための道具として男がいるみたいなんですよ。それは繁栄と戦争のためですね。だから幸せになることを望んでるんじゃなくて、男ってこれをする意味とか、チームプレーとか、そーゆーものが好きじゃないですか?

社長 うんうん。

20代役者 それは、戦争とか繁栄のための道具としての役目の名残みたいなんですよね。

社長 なるほどね。

20代役者 繁栄の役目もあまりなく、戦争は日本では考えにくい。いま、男としての役割はあんまりなくて暇なんですよね。そういった意味で、資本主義は好都合なのかもしれない。


■資本主義は好都合

20代役者 お金と時間のゲームですから、男性諸君は金を稼いできなさい!そして私たちに時間を与えるのよ!って感じで女性は男性諸君を従えていればいい。結局それが平和なんじゃないかと(笑)

社長 資本主義がなかったらヤバかったかもね。

20代役者 暇で退屈で仕方がない。

社長 暇と退屈の倫理学。

20代役者 この本読んでみて、自分なりに暇と退屈の差はなんだろうと考えたんです。

社長 なになに。

20代役者 退屈は何かをやっている時とか、向かっている時に生じることで、暇っていうのはポカンと空いてるみたいな。

社長 なるほど。行動が生じているときに発生する違和感みたいなものかもね。

20代役者 僕が感じているのは退屈。こうなりたいとかこうしたいとかあるけど、まだ遠いから手前あたりで沸々としている感じ。やりたいこともできないから退屈。退屈凌ぎで色んな仕事をするみたいな。

社長 俺が退屈だなって感じるのは、面白くない人と話している時かな。

20代役者 面白くない人ってどんな人なんですか??

社長 損得勘定じゃないけど、話していて何の生産性もない人かな。1時間くらい聞いてるとつまんねぇなって思うよね。

20代役者 最近あったんですか?

社長 まぁ飲み会だよね。興味があることって歳によって変わるからさ、それが合う合わないで変わるよね。武勇伝聞かされても仕方ないしさ。

20代役者 退屈の代表格ですね。

社長 暇は好きだよ。欲しいよ!!暇って余白じゃない?考える時間が欲しいよね。

20代役者 本当に何もしないことはないんですか??暇を作って考えたら、暇が暇じゃなくなっちゃうじゃないですか?

社長 あー!本当に何もしない時かぁ、、サウナくらいかなぁ。

20代役者 いいですね!サウナ。

社長 でも10分とか15分くらいしかもたないかな。人間、何かしら考えちゃうじゃん?

20代役者 そうですね。だから瞑想って大事なんですね。この間一緒にやった「焚き火」が1番いい瞑想ですよね。

社長 たしかに。焚き火は見ているだけで、何も考えないからいいよね。

20代役者 あれは人間の本能を蘇らせてくれますね。火を消さないようにして木を入れるんだけど何も考えてないみたいな。その状態は人間に必要だなと思うんです。

社長 あーたしかにね。本能的かも。

20代役者 スポーツをやっていた時のゾーンの感覚に近いんですよね。何も考えていないけど、目の前に起きていることは理解していていつのまにか時間が経っている感じ。あれはほぼ瞑想状態ですね。今の人間は考えすぎているんじゃないかと思うんです。生産性を求めてしまうし、合理性も求めてしまうし、でもそれは資本主義世界観でのビョーキじゃないですか?

社長 フロー体験ってやつか。確かに人間らしさから離れていっているような。人間性の回帰って大事だね。

20代役者 ちょっと話それますけど、哲学好きで良くなかった点ってありますか??

■哲学が好きでよくなかった点

社長 会話を楽しんでない感じがあるかな。伝達みたいな。

20代役者 あー(笑) 仕事みたいって言われますね。

社長 そうそう。ちゃんと聞いてる?みたいな。

20代役者 その時々で、頭を使い分けないといけない感じはありますよね。楽しいけど。

■20代役者 まとめ

人間に得意ではない生産性や合理性を求めすぎるのは、現代のビョーキだ。突き詰めると、人間は生まれた瞬間から非合理な存在だ。
一旦、この資本主義の罠から抜けてみる(考えないことや住む国を変えてみる)ことで脱却できるのではないか。
また、この現代病とも言われるストレスや疲れは、考えすぎによるものなのではないかとも思えてくる。ハワイは脳天気の人が多いらしい。