ライヴ告知とか拡散希望とかもう止めたいんですよね(2018年やめること2)
■■■SNSやメールでいつも「来て」とか「教えて」とか「助けて」ばっか言ってる自分が嫌になった。来年は、困っている時、情報や人手が欲しい時、乞わずとも自然に人が集まってくる人間になりたい。そのためにはどうしたらよいのか? を考えました■■■
下記の記事の続きになります。
■ライヴ集客がいかに難しいか
私「ライヴが出来る小説家」渋澤怜は、ライヴを月3回くらいしているのですが、最近は小説書きに注力するためにちょっとライヴの頻度を減らしていたんですね。
で、久しぶりに年明け1/12のライヴに向けて営業メールを打っていたのですが、本当に嫌な気持ちになりました。
「あー、私、一年前と変わらないなーー」と。
私、ライヴを始めてほぼ一年経ったけど、集客力が全然アップしてないんですよね。
私はいつも30~40本の告知メールを送っている(手段はTwitterのDMとかラインとかfbとかPCメールとかいくつかあり、その人に合わせて文面も変えている。だから一回のライヴにつき、この作業は3~4時間かかる。)
それだけメールを送って、実際にライヴに足を運んでくれる人は5~10人かなというところ、ちなみに告知メールを送らないと0~1人しかきません笑
もちろん、時間のお金をかけてライヴに足を運んでくれる人には大感謝してるし、それがいかに大変なことかは(客時代が長かった私は)よく知ってるから、5~10人という数はとても重く見てるし、観てくれた人が満足するライヴを毎回やろうとしてるし、とにかく私のやってるライヴは新しくて唯一無二で面白くて最強という自負があるからとにかく一回観てくれ! と思い渾身のライヴ告知メールを送るわけで、
はじめのうちは苦じゃなかったのですが、
さすがに一年近くやると徒労感が募ってきた。「私、いつになったらこの作業をやらずに済む人間になるんだろう」と思う。
多分、人間って、コンテンツが良いだけじゃ動かないんですよ。
■空回りするRT願
先ほどのnoteにも書いたが、SNSに「告知」「拡散希望」とか、自分からのお願い事ばかりを書いて、リアクションほぼゼロで落ち込む……というTwitterの使い方にもほとほと嫌気がさした。
なぜ私は、「来て」とか「教えて」と言ってばかりの、「くれくらたこら」なんだろう。
どうしたら、情報や人手が欲しい時、乞わずとも自然に人が集まってくる人間になれるだろう?
なんだかいつも、透明な膜の向こうにいるたくさんの人たちに向かって叫んでは、届いているかもわからない……みたいな、不安な気持ちでいる。
もうこんな気持ちで過ごしたくない。
来年こそは、情報や人手が、乞わずとも自然に集まってくる人間になりたい。
そう考え、自分の周りにいる「情報や人手が、乞わずとも自然に集まってくる人」を何人か思い出してみました。
どうしてあの人の周りにはいつも人がいるんだろう?
なんで私もあの人についてっちゃんだろう?
(もし同じ悩みを持ってこの記事を読んでいる方がいれば、身の回りの人をイメージしてみてください)
・・・
・・・
そしたら、めちゃめちゃ当たり前なことに気付きました。
■助けてもらえる人はまず助けてるし、情報が集まる人はまず情報を提供している
↑結局これにつきませんか。
ただし、ここで超超超大事なのは、「誰をどう助けるか」「どういう情報を提供するか」です。
■付き合いの情報拡散は意味がない
よくいるじゃないですか。
「絶対見つかんねーだろ……それ、お前のフォロワーに拡散して意味ある……?」という、迷い猫情報や財布落とした情報を拡散する奴。
あと、「知り合いだから」「その人を好きだから」という理由で、よくしらないバンドのライヴ情報をRTする奴。
SNS上に限らず、リアルでも「付き合いだから」と言ってつまんない飲み会とか知り合いのイベントとかに行ってる奴。
私はこうしたことは2017年に一回もやりませんでしたが、2018年も引き続きやりません。
というのも、「付き合いだから」という理由で知り合いのイベントに行っていると、「『付き合いだから』という理由で知り合いのイベントに行く奴」が仲間になります。私はそういう人、要らないんですよね。好き嫌いを行動原理に置く人間と仲良くなりたい。
「渋澤怜を本当に好きだからライヴに行く、文章を読む」という人を増やしたい。薄い知り合いはもう増やしたくない。
じゃあ、渋澤怜を本当に好きな人を増やすためにはどうしたらよいのか?
今まで通り、私のキャラや信条や好きなことをガンガン表出するとともに、プラスアルファ、何をすればいいんだろう? 何をしたら、なかなか届かない、膜の向こうの見知らぬ人に、声を届けることができるだろう?
■巡り合うべき人と巡り合うために
いろいろ考えて、私は「芸術をやる人、やりたい人、あるいは消費するのが好きな人とつながりたい」という結論になりました。
今までの人生で濃い友人になった人やガッツリファンになった人って、コレなんですよね。
だから、ひとまず私はこのターゲットで、まだ見ぬ人にがんがんアプローチしていきたい。
なので私は、
「『芸術をやる人、やりたい人、あるいは消費するのが好きな人』に資する情報を提供する」ことにしました。
……拡散希望言う前に、拡散する価値のある情報をまず呟けよっていう話ですよね。本当に当たり前のことに今更きづきました。お恥ずかしい限りです。
むろん数か月に一回くらい、ここぞという時は「拡散希望」という言葉を使うかもしれないけど、その時までに「拡散されるに値する人物」になりたいなと思います。
これが2018年の抱負です。
■具体的にやること2つ
「『私は芸術をやる人、やりたい人、あるいは消費するのが好きな人』に資する情報を提供する」という目標は抽象的なので、具体的に考えてみました。
1
一番拡散力の高いSNSであるTwitterでは、「拡散されるに足る情報」をメインに呟く(面白い本、物書き向けライフハック、イベント情報、「あー薄々気づいてたけどそうだったのかー、言ってくれてありがとー」というアハ体験や共感を呼ぶ発言)。ネタツイートとか自分の日常とかエモい部分はnoteやLINE@をメインに書く。
2
コミュニティを作りたい。1/27にボイトレ受講生同士で自主練習会をし、一般参加の方も募集中(声に悩みのある方、歓迎!詳細はこちら)なのだが、これの小説家版もつくりたい。そして創作の相談や励ましをしあえる場を作りたい。とりあえず1/6に小説・翻訳・編集に携わる西崎憲さんの文系フットサル会があるようなので、行ってみる。
だいたいこんな感じです。
1、 2がちゃんとできたら、私はライヴ集客に困ることは無くなるだろうし、ライバルや相談相手がたくさんいてウハウハ快適創作ライフを送れるに違いない。
この記事も、自分の思考の整理&決意表明であるとともに、「似た悩みを持つ人に資するものがあれば」と思って書いています。
Twitterで役立つ情報を呟く技術はるってぃさんのこの記事がめちゃめちゃ参考になります。
https://rutty07.com/entry/twitter-matome/
2018年の抱負シリーズはまだ続きます。
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★『なんで東大卒なのにフリーター? 〜チャットレディ、水商売、出会い系サクラ…渋澤怜アルバイト遍歴とこれまでの人生~』
https://note.mu/rayshibusawa/n/nb6ca37670da8?magazine_key=mf858e39e18e9
★「アラサー・ミニスカ・延命計画」進行中! 短いスカートをリメイクし、アラサーも着れる丈に!お気に入りスカートでいつまでもしぶとく生きよう!
https://note.mu/rayshibusawa/m/m7509caa2e825
★アクセス最多コンテンツはこちら!「彼氏の話」シリーズ!
https://note.mu/rayshibusawa/m/mf4fa783d154a
★「ライヴができる小説家」渋澤怜の次回ライヴは12/8@新宿!
http://blog.rayshibusawa.her.jp/?eid=373
★「渋澤怜の! メルカリで一万円でどこまで読めるか?」企画・進行中! 話題の新刊をメルカリで買い、値崩れしないうちに売る、を繰り返す!https://note.mu/rayshibusawa/m/m58d87efe5f5a
★2017年9月からバイトをやめて好きに生きる活動をしています!
https://note.mu/rayshibusawa/m/m8789734ad9cf
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