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ビューティーズでベーグルを。【モントリオール】旅の私小説「喜悦旅游」#28

モン・ロワイヤル山を望む街角にあるダイナー「Beauty’s」は、バターをつけて焼いたベーグルが絶品!モントリオールをかぶりつくようなランチへようこそ。

 2024年4月25日。
 朝早く、モン・ロワイヤル地区の稽古場に向かう。今日は、ホリー(Holly Gautier-Frankel)と稽古だ。

 来るBagel Burlesque Expoで、わたしは英語のMC、彼女はフランス語のMCを務める。モントリオールは基本的にフランス語圏なので、ショーの司会はバイリンガルが基本だ。

 わたしとホリーは、2007に日本で出会った。彼女が出演した舞台に、わたしも出ていたのだ。役者と声優として長年のキャリアを持っており、その頃から今日に至るまで、多忙な人だ。

2009年に共演した時の舞台写真

 声優のお仕事の合間を縫って、今回のMCの稽古と、二人で踊る振り付けを練習する。踊るのは7年ぶりだったが、彼女との稽古はいつでもピッタリ息が合うので、まるで時間がスキップしたような感覚を再び覚えた。ただ、早送りしたような…。

 集中して稽古したら、かなりお腹が空いた!モンロワイヤル山の岩場に午前中登山してきた盛田さんと合流、3人で1940年創業のダイナー「ビューティーズ」にいく。ベーグルがとても美味しい。付け合わせの目玉焼きの黄身に絡めて食べ、まろやかな風味を楽しむ。カリカリのベーコンも最高!これぞモントリオールだ。


 ホリーはその後、声優のお仕事に。わたしと盛田さんは、昨日立ち寄らなかったアトウォーター市場に行った。

 その後、サンデニ通りのタコス屋、Tintanへ。翌日出演のショー、Bagel Burlesque Expoに出演するためにモントリオールしたダンサーのニックとライダー、カメラマンのキッド、ルル、ステファン、メカブちゃん、ホリーとパートナーのマイクが集う。カルニタスとブラディ・シーザーをいただいた。

 本格的でコクのある美味しさ、よかった。

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