他社広報さんと創る新しい広報スタイル。Podcastの共同運営をスタートさせてから3か月が経ちました。
皆さんこんにちは!レイドのやまぐちです。
他社の広報さんと一緒に始めた音声配信ラジオpodcast(ポッドキャスト)が初回配信から3か月が経ちました。
他社との共同運営は初めてのこと。ラジオも全員初めてで、右も左も分からない状態でスタートしました。
今回はこれまでの激動の3か月間で得た学びや気付きについてお話ししていきたいと思います!
始まりはランチ会の出来事でした
podcastを共同運営しているのは、株式会社セレクティのあやぴょんさんと当時合同会社REPOCで働いていたえるこさん(えるこさんは現在、私と同じレイド株式会社で働いています)。
2人ともtwitterを通して知り合った広報さんです。
■おふたりのtwitterはこちら!
あやぴょん:https://twitter.com/ayapyon2525
えるこ:https://twitter.com/my_repoc
私はtwitter経由で仲良くなった広報さんたちを呼び、毎月数回ランチ会を開催しているのですが、2人を誘ったランチ会でpodcastを始めることが決まりました。
3人の共通点は、
・スタートアップ
・ひとり広報
・SNSを軸に広報活動をしている
ということ。
広報の代表的な仕事とされるプレスリリースを書いたこともなければ、メディア掲載の経験もありません。ですが、広報として「会社の認知度を上げたい」「発信力を高めたい」という思いは強く持っていました。
ランチ会で色々と悩みや広報活動に活かせそうな話をしている時、「認知度拡大や発信力を上げるために3人で何かやってみたいね」という話に。「今、podcastっていうラジオ配信が熱いらしい」という話が出て、そこからpodcastを始めることが決まりました。
詳細はラジオ内でも話しています。
それからは猛スピードで色々なことが決まり、2月2日にランチ会をしてから約3週間で初配信!(笑)
今振り返ると「ラジオを始める」というたったそれだけのことなのに、多くの出来事があり、非常に内容の濃い3か月間だったと感じています。
始まるまでの3週間で起きた怒涛の日々
podcastを始めるまでの3週間はとにかく慌ただしい日々を過ごしました。
私たち3人はお互い違う会社の広報。働く場所も福島・東京・大阪と見事にバラバラ。直接集まることも難しければ、各々通常業務もあるため、週1のミーティングを基本として活動していました。
podcastを始めるにあたって準備したことはこちら。
スケジュールやコンテンツ案などは全てnotionで管理することにしました。
コンテンツ案は担当絵文字(🐰・🐣・🐭)をつけ、誰が提案したか分かるように設定!
内容を全てお見せすることは難しいですが、コンテンツ案を作成した際は「カテゴリー」「優先度」「編集担当」「メモ」「公開日」「ディレクター(このテーマの内容を考える人)」を入力できるようにし、公開したら「公開」にチェックを入れて、カレンダーに反映される形をとっています。
各自宿題を用意して1週間考えるものもあれば、週1ミーティングの中で決めていくものもあったり、初めの頃は1時間用意していたミーティング時間もどんどん延びて2、3時間なんていうことも。
概要欄の一文に対するニュアンスにもこだわり、「この言葉にすると視聴者にどう伝わるだろう」「この話題だと私たちの配信スタイルに合うかな」など、ラジオを良くしていきたいという思いが強いからこそ3人が納得いくまで話し合いました。
収録2回目にして急遽番外編録り
メンバーの体調不良や私用により3人揃った収録ができず、2回目にして2人収録を実施。
ここで良かったことは、私たちは3人でラジオを運営しているということ。
1人欠けてしまっても、残りの2人で協力体制が作れたので急な出来事でも対処することができました。
そして、人数が変わるだけで会話のテンポやコミュニケーション方法が変わるということも気付かされる良い機会でした。
これまでに録った2人収録はこちら!
配信頻度を変更。隔週配信から週1配信へ
話すことに少しずつ慣れてきた私たち。
私たちの雰囲気や一人一人が考える価値観などをラジオを通してより多くの人に知ってもらいたい気持ちと、純粋にラジオ配信が楽しい気持ちもあり、隔週水曜日の配信を毎週水曜日配信に変更しました!
意気込んで配信頻度を増やしたのは良かったものの、フルで収録したものが納得いかず、次の日に収録し直す時もありました。
この時は「聴いている側の気持ちに立つ」というラジオ配信では絶対に必要な要素が欠けていて、「自分たちが話したいことや得意なことを発信しよう!」という気持ちが大きかったのかもしれません。
プライベートではなく仕事の時間を使ってpodcastを運営しているからこそ、私たちは何を目的にpodcastを始めたのか・何を伝えたいのかを改めて考えるきっかけになりました。
短所と向き合う
話し方のスキルを上げる点で、podcastはとても有効的だと感じます。
私は昔から自分の声が嫌いで、動画や録音で流れる自分の声を聴くのが苦手でした。
ただ、「苦手を克服したい」という思いも同時にありました。
podcastを始めるようになってからは、家族と一緒に聴いたり編集しながら配信を振り返り、自分の話し方の癖を見つけています。
苦手なことは目を背けがちですが、向き合うことでやっと成長できる。podcastを始めて短所と向き合うことの重要性を感じました。
本音でぶつかりあえる仲間がいることは当たり前ではない
私たち3人は「広報としてもっと成長したい」「会社を盛り上げたい」という気持ちは同じものの、物事の考え方は見事に違うタイプのメンバーが揃いました。
社交派・理論派・感覚派の3人だからこそ、当然考え方や進め方でぶつかる時もありました。
本編の進行やラジオの概要欄、編集まで3人とも仕事の熱量が高いからこそ納得いくまで話し合い、時には涙を流すことも。
でも必ず「こうやって話せてよかった」「本音でぶつかってよかった」とプラスな状態で終わることができているので、この衝突も大きな成長に繋がっていると感じています。
仕事というのは時には我慢が必要だったり、建前が必要なこともありますが、そんな中で本音で話せる仲間がいるというのはとても貴重だと思います。
成長痛を味わいながらも前に進めている感覚があることを、これからも忘れずにいたいです。
今後も私たちらしい広報スタイルを
「広報の仕事は、プレスリリースやメディアリレーション」と言われることも多く、そこに固執して葛藤していた時期もありました。
ただ、広報は会社の発信をすることで、企業と社会、個人との良好な関係性を構築する仕事であり、発信の形に決まりはないと思っています。
一緒に運営しているメンバー、そして私たちの活動を応援してくれる会社の人たちにも感謝しながら、私たちは私たちなりの広報スタイルをお届けしていきます!
「花の広報になりたい水曜日」のラジオはこちらから★
ご感想やリクエストはこちらへ!お待ちしております!
https://form.run/@hanasuiradio-1646133615
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