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大切な人を大切にする方法

職場の人間関係は浅くて良いし
友達だってたくさん作る必要はない。

もちろん数多い人脈が
無駄だとは言いませんし
人生を彩ってくれるとは思います。


その一方で
人脈を広げようとするばかりが
能ではないと思っていて

まずは大切にすべき人から
大切にした方が良いよね

と思うわけです。


どこの誰か
わからないような
初対面の人や

高圧的な態度を取る上司には
気を遣って
丁寧な対応ができるのに

身近にいて支えてくれている家族や
付き合いが長くなってきた恋人には

つい雑な対応をしてしまって
時に傷つけてしまったり
丁寧さに欠いた対応を
してしまうことってありませんか?


どこの誰かわからない人や
過剰に気を使う必要がない人ばかり
気を遣っていて

本来それって逆じゃない?
って思いませんか?


家族に敬語で話す必要があるとか
そういうことではなくて

親しき仲だからこそ
大事にしなきゃいけないのに

感謝する気持ちを
忘れがちになってしまって

もっと大事にしなきゃいけないのに…

と後悔しないための
方法について
欠いていきます。


◯大切な人がいなくなったら…と想像する


では結論なんですけど
大切にしている家族が
いなくなる想像をしてみると
良いと思います。

たとえば私であれば
妻や娘達の有り難みを知るために

妻や娘達が
いなくなった世界のことを
想像するんです。


ふと電車に揺られながら
自分は独り身で
大切だった家族が今
いない世界に生きている

そんな想像をしてみるんです。

そうすると
梅雨の雨の鬱陶しさを
話すことももう出来ないし

長靴を履いた娘と
水たまりでバシャバシャと
遊ぶことももう出来ない。

2歳の娘を
抱っこして
階段を登るしんどさを
もう味わうことも出来ない。


そんな想像をするんです。

そして
ふと現実に戻ってくる。

すると
途端に妻や娘達がいる
この世界が
とてつもなく
有り難く思えるんです。


時には家に帰り着く直前まで
そんな家族が
何らかの事件や事故で
いなくなった想像をする。

そして家の扉を開けた瞬間
何気なく

「おかえり」

と言ってくれる娘がいて

「仕事忙しかった?」

と聞いてくれる妻がいる。


自分にとって
大切な人が
この世で当たり前に生きている!


当たり前のことなのに
ものすごく嬉しいんですよ。

1番いなくなったら
困る人が
普通に存在してくれる。


それだけで
こんなに有り難いことはないと
気が付かせてくれます。


いなくなる想像じゃなくても

大きな病気や怪我、障害を
患うことを想像することもあります。

いつか原因不明の病気になって

話せなくなる
歩けなくなる
ご飯が食べられなくなる
私を認識できなくなる

一緒に家で過ごせなくなる

そう思うと
今一緒に横で寝ている姿が
本当に大切な時間だなと思えるし

それが結果として
大切に人に
大切に接することができる様に
なるんですよね。

しっかり話を聞こうと思うし
相手の表情を見ようとする。


長年連れ添った夫婦の
パートナーの顔を
しっかり見て
話を聴くって

普通できないんですよ。

空気や水に
感謝しないのも同じです。


酸欠になったり
運動して喉が渇くから
酸素や水の有り難さに
気が付けるわけで

人付き合いも同じだと思います。

大事にしたい人ほど
その人がいなくなった世界を想像する。


そうすることで
大切な人が元気でいてくれることに
感謝できて
大切に関わろうと
思える様になるかと思います😌

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玲/精神科ナース
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