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人の心を鷲掴みにする人の特徴

皆さん
WBCは観ていますか?


私は昔から野球が好きで
今は福岡に住んでいる影響もあり
ソフトバンクホークスの2軍3軍戦も
追うほどに
観ているんです。


当然WBCも毎回観ているんですが
今年から少しルールが変わって
代表選手になるための
基準が変わったんですよ。

今までは確か
国籍を持っている国からしか
選ばれなかったんですけど今年から

・本人の両親のどちらかが当該出場国の国籍を有すること
・本人の両親のどちらかが当該出場国で出生していること


が加えられた影響で
日経の海外選手も
日本代表として
出場する資格が与えられたんですね。


そして今回
母親が日本人の
メジャーリーガーの
ラーズ・ヌードバーという選手が
日本代表に選ばれました。


今WBCでの活躍を知っている人は
既にご存知だと思いますが

とはいえ
メジャーリーグに詳しい人でないと
知らないような選手だったので

WBCが始まるまで
ヌードバー選手を選考したことに
懐疑的な意見も多かったんです。


日本のファンは
日本のプロ野球を観ている方々が
多いでしょうから

あまり詳しくないメジャーリーガーよりも
普段から良く知っている日本の選手を
選んで欲しい
試合に出て欲しい

という意見も多くあったんでしょう。


ですが
結論から言いますと
ヌードバー選手は
ネット上でも
メディア上でも

とても好感度が高く
日本人からものすごく愛され

日本代表の最初の日系選手が
ヌードバー選手で良かった
という声も聞かれるくらいです。


野球をスポーツとして
観るのも良いですが

こういう愛される選手から
学べることって
多々あるわけでして

色々調べていくと
ヌードバー選手の行動や言動から
新しい環境で
愛される人になるための
秘訣があると思いました。


そこで今日は
ヌードバー選手から学べる
愛されるキャラクターの作り方
というテーマで
前置きが長くなりましたが
書いていきます!


◯強みは、いらない


新しい人と出会う時
「私はこういう者です」
「私はこういうことをしてきました」
「私にはこういうことができます」


自分の実績や
自分の強みを全面に出して
マウントを取ろうとする人がいます。

しかし
転職や就職の面接じゃないんですから
自らひけらかすことでもないというか

強がる必要はないんですよね。

むしろ
人から愛される人って
特殊なスキルがあるわけではない

ヌードバー選手のインタビューで
おっしゃっていたのが

「正直なところ、自分のことを"ゼロ・ツール・プレーヤー(=主だった武器のない選手)"だと思っている。自分には特別な長所はない。(大谷)翔平やマイク・トラウトなどのように突出した能力があるわけではないので、フィールドで一生懸命プレーし、全力を尽くすだけ。そして最高のプレーヤーになろうと思っている。侍ジャパンも、そんな僕を受け入れてくれたら嬉しいね」

自分には
誰にも負けない強みが必要だ!
と思っている人って
プライドが高く
自己肯定感が低い人の傾向
だと
私は思っていて

仕事で成果を出すことは
他人に勝つためではなく
チームや組織のため

応援してくれる人のため
というモチベーションの人は
強いと思うんですよね。


なにより
自分には強みがあるわけではないが
一生懸命にプレーして
最高の選手になろうとする

という部分が
個人的には非常に好きで

愛される人の特徴だなって
思います。

私の周りの看護師の上司も
特別頭が良かったり
観察力があるわけではなくても

一生懸命に取り組んだり
部下や若い人とコミュニケーションを取ったり
自分の仕事に愚直に
取り組む姿勢や人柄を評価されて

出世している人もいます。

そして
そういう人は
ものすごく上司からも部下
また医者や作業療法士さんからも
愛されています。

強みで圧倒することを
一切否定しているわけではなくて

愛される人になる上では
必ずしも無理して強みを作る必要はないよね

ということだと思います。


◯献身的になれる


メジャーリーガーに関わらず
こういう人前に立つ職業の人って
自分が目立つプレーを
したくなるものだと思うんですよね。

カッコよく三振を取りたい
ホームランを打ちたい

とかですね。
ましてやヌードバー選手は
日本人の前でプレーするのは
ほぼ初めてだと思うので

カッコつけたくなる気持ちが
あっても不思議じゃないですよね。

というか
こういう場面において
良いところを見せようと
空回りしてしまう人
たくさんいますよね。


別の病院から転職してきた
看護師さんにもよく見かけます。

やたら知識をひけらかしたり
どんな症例を見てきたか
聞いてもいないのに話し出したり。


そういう人って
あまり愛されにくいと思いませんか?

ヌードバー選手も
バリバリのメジャーリーガーなのに
バットをブンブン振り回さず
センター返しという
確率の良いチームバッティングに徹して
バンドの構えを見せたりなど

泥臭く献身的なプレーが
垣間見えます。

年俸も実績もある選手が
自国ではないチームのために
献身的なプレーをする姿に
惹かれるのだと思います。

常に自己犠牲をする必要はないのですが
その場にいる人やチームのために

我を通さず
チームにとって必要な行動を
取ることができる人が
嫌われるはずないんですよね。


◯他人の感情に共感できる


自分の悲しみや苦しみ
喜びを一緒にわかってくれる人を
嫌いになるはずがないですよね。

自分が苦しい時に
手を差し伸べてくれたり

自分が上手く行った時に
自分のことのように
喜んでくれる人って
当然好かれるんですけど

案外これができる人って
少ないんですよね。

ヌードバー選手は
知り合ってから日が浅いチームメイトでも

良い投球をすれば喜び
バッティングがうまくいかなければ
悔しがる表情が
中継カメラに映っている場面を
良く見かけました。

あの姿を見て
応援したくならないはずがなくて

まず他人のプレーを
一生懸命見て応援して
その選手の感情に憑依(ひょうい)
できるのは
愛される人の特徴だと思います。

基本的に
人は他人の功績だったり
取り組んでいることに対して
関心が薄い人が多いですから

その分だけ
周りの人の感情に共感できる人は
愛されやすくなるんだと思います。


ヌードバー選手の
いろんなエピソードを調べてましたが
日本代表の栗山監督も

ヌードバー選手は
きっと日本の野球ファンも
好きになるはずだと
思っていたこともあり
今回の代表チームに選ばれているという
意見もあるくらい
人柄がよい選手なんだと思います。


こういう選手の所作を見ていると
自分の生活に落とし込めるヒントが
多々あるような気がしますので

選手を応援しつつ
自分にとって
学びになることも多々あるよね

というお話でした😌

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