不安に負けないメンタルの作り方
将来の漠然とした不安や
目の前の課題に対する具体的な不安など
現代人は何かしら不安や恐怖と付き合いながら
生きています。
今回はその不安の仕組みと具体的な行動プランを
1つ提言したいと思います。
・不安ってどういう状態?
これは人間の本能でもあり
不安の原因はノルアドレナリンというホルモンが
分泌されている状態です。
ノルアドレナリンが分泌されることで
心拍数と血圧をあげることにより
循環を良くして
脳や身体のパフォーマンスを上げようとしています。
これはヒトの長い進化の歴史の中で
生き延びてきた種の特性のようなものです。
原始時代、大きな猛獣と遭遇した際に
瞬時に、戦うか逃げるかの選択を迫られ
判断した後も全力で闘う
もしくは全力で逃げることで
生き延びてきました。
このパフォーマンスを上げていたのが
ノルアドレナリンという物質なんですね。
人前で話す時に緊張することも同じ原理で
ノルアドレナリンが出ることで緊張した状態になり
緊張することで脳や身体の機能を最大化する
働きがあるようです。
火事場の馬鹿力といわれるやつも同様ですね。
・不安をコントロールする具体的な行動プランは?
これが一時的であればいいんですが
慢性的に不安を抱えていると
脳や身体は疲弊して
休む時に休めない状態になり
不眠、そして倦怠感を感じるようになったりします。
そこで心理療法などに取り組んだりするんですが
心の状態を変えるのは長い目で見ると大事ですが
デメリットは即効性がないんですよね。
そこでお勧めは運動です。
人間は身体を動かすことを前提に
設計されている生き物なので
じーっとしているだけだと
当然、不健康になります。
そして午前中に外を散歩したり
自転車を漕いだりするなどの
軽い運動を取り入れることで
幸福物質とも呼ばれている
セロトニンの分泌を促します。
5分後くらいからセロトニン濃度が高まって
20~30分でピークに達するらしいです。
なので何時間も頑張る必要はないですし
張り切りすぎると続きません。
逆にもう少し運動したいな…
くらいに留めておくことが
かえって継続する力になります。
残念ながら
通勤の際に駅まで歩く
という運動だけではあまり効果がないという
話も聞くので
意識して運動する時間を作る方が良さそうです。
心を変えるより
行動を変える方が楽。
そして自分との約束は破りやすい傾向にあり
自分1人では継続することに自信がなければ
誰かと一緒に行動したり
もしくは行動したことを
共有したり報告するように心がけたり
毎日SNSに行動したことを
アップすることも良い手だと思います。
休養も必要ですが
休養だけでは不安はなくなりません。
今までの行動のままでは
必ず同じような状態に戻るので
行動を変え
習慣を変え
すると自然に心の状態が変わっていくと
思います😌