3ヶ月間の育休期間は良かったのか悪かったのか
7月から始まった
3ヶ月間の育休期間を経て
今月から職場復帰します。
長かったこの3ヶ月間。
今日は日曜日なので
いつものお堅い投稿をお休みして
濃かった育休期間というものを
振り返らせて
もらいます!
育休を取ったパパって
こういう感覚なんだ〜
とか
思って読んでいってください。
◯早期退職した気分
そもそも男性の育休期間が
どの程度の日数取るのかによりますが
何となく3ヶ月くらい
必要かな〜
と思って取得しましたが
個人的には
少し長過ぎたかなーと思いました。
我が家の場合
近所に頼れる親戚や実家もないので
妻が出産した後
しばらくは家事育児できないので
私が育休を取らざるを得ない
状況だったんですね。
ですが1ヶ月経つ頃には
妻も体力が戻り
家事や育児もバリバリやりたがってたので
育休は長くても2ヶ月取れば
我が家の場合は十分でした。
むしろ家にいる時間が長過ぎると
社会に属していない感が出るし
人との触れ合いが減るので
精神衛生上
私には良くなったかもしれません。
気分の浮き沈みが
結構激しくなりました。
定年退職した後って
こういう感覚なんだろうな
と思ったものです。
普段働いてると
「休みが欲しい」
と思いますが
家事や育児に時間を使いつつも
これだけ長期的に休んでいると
空いた時間で
何かをしたい
という欲求が減り
楽しいという感情も
減っていく。
何かに取り組みたい
という欲求もない。
でも時間だけは刻々と過ぎていき
「今日、自分は何か前に進めたんだろうか…」
と考えて
余計イライラする
そんな感じ。
定年退職して
孤立して
朝からお酒を飲むようになり
アルコール依存症になる
患者さんが少なくない理由を
肌で感じたものです。
子供は可愛いし
妻にも何の不満はないんだけど
私はあまり家に篭るのが
向いてなかったのかもしれないですね。
昔は早期退職して
晩年は遊んで暮らそうと
思った時期もありましたが
よくよく考えれば
私自身遊ぶことが
そんなに好きではないし
仕事や創作活動などに
精一杯取り組んでる方が
意外と精神的には安定するのかもしれません。
その点
主婦の辛さを体験することができたのは
とても良かったと思います。
今まで何気なく
「今日何してたのー?」
と妻に雑談として
話しかけていましたが
家にこもって
小さい子供とずーっと一緒にいると
何もする気にならない。
その感情を理解できたので
育児に疲弊して
うつ状態で入院して来られる患者さんに
寄り添えるような気がします。
◯きっかけは友人の死
そしてこの育休期間中に
大きな気づきがありまして
それが
蓄積されないことに
時間や労力を使わない
ということです。
頑張ったところで
経験や強みが積み重ならないことや
人生が前に進まないことには
貴重な人生の時間を使わない。
それでSNSやゲームなどのアプリを消して
YouTubeなども
何となく見るという事をやめたり
余計な飲み会に行かないようにしたり
無駄に夜更かししたり
テレビを見続けたり
海外ドラマを見たり
という事をやめました。
それらが一概に悪いということではなくて
これらに時間を使い過ぎるのは
自分のメンタルには
あまり良い影響はないなと
自分で気づいたからです。
そして
そうやって1日の時間の使い方や
人との関わり方を
考えるきっかけの一つになったのが
友人の死です。
この育休期間中に中学時代の
友人が亡くなり
気持ちの整理がつかず
お別れの手紙でも書こうかと思いましたが
音楽をお互いにやっていて
そんな話も昔したことがあったので
曲を書いてみたんですよね。
歌詞はない
ピアノとギターだけの曲。
そうやって何かに
没頭し始めると
精神的にも安定するし
そのために余計なことを
削ぎ落とそうと考えて
時間も無駄にしなくなる。
時間を無駄にすると
精神的に疲れるということ
これがこの期間に学んだ
大きな出来事だったかもしれません。
忙しいから疲れるわけじゃない。
暇ならば疲れないわけじゃない。
次から次へと
忙しく過ごすことの方が
合う人もいる
それが今日の発信の
1番言いたいことでした。
ですが子供達や
妻との時間を作れて
それが幸せであったことは事実。
色々と濃い時間を作れたので
育休取って良かったと思います。
明日からは患者さんのために
できることを考えていきますー。
では明日からも
皆さんぼちぼちやっていきましょー。
ホークスぅ…
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