見出し画像

自己肯定感が低い人は自分に対する理想が高すぎる

自己肯定感が低い人の方が
もはやスタンダードなんじゃないか?

ってくらい
自己肯定感が低い人が
現代は多いような気もするんですが

自己肯定感が低過ぎて
不安が強かったり
対人恐怖が強い人って

おそらく
理想とする自分の姿を
高く見積り過ぎてるんじゃない?

というお話をします。


◯悩みの大きさは〝理想-現実〟


人が悩む時って
方程式があると
私は思っていて

それが

理想−現実

が大きい時に
悩むんだと思います。

つまり
理想が高すぎるか
現実が低すぎるか

のどちらかなんですよね。


ですから
その悩みを解決するためには

理想を下げるか
現実を上げるか

しかない。

しかし
自己肯定感が低い人って

自分のできているところを
低く見積り
ダメなところに
フォーカスを当てているから

いつまで経っても
この悩みの差が埋まらない。

自分のダメなところと
他人の良いところを
比べてしまっているから
なんですよね。


だからいつまでも
理想とする自分が
高いままの状態であったり

できている自分の現実を
まともに受け入れられず
過小評価するから

ずっと悩みが解消されず

その結果として
自己肯定感が
慢性的に下がってしまうんですね。


◯漠然とした理想を掲げている


劣等感を感じている人は
なんとなく全てにおいて

他人の方が優れている
と感じていて

自分の実力が上がっても
理想がさらに上をいく
から
いつまでも劣等感を感じている。


冷静に周りを観察すると

案外みんなミスをしているし
忘れているし
汚れた心を持っているし
嘘もついている。

のに
自分がミスしたり
嘘ついたときに

自分だけが
悪い人間だと
捉えてしまう。


でも実際は
世の中の人のほとんどが
そんなもんじゃないですかね?


逆にいうと
自分だけはミスもせず
嘘もつかない
清廉潔白な人間であるべきだ

という
自己愛やプライドが
強すぎる。


「このくらいのミス
 誰だってするだろ」

「つい言い逃れしたくなる時もあるよね」

と思える人は
案外バランスが取れているたりするもの。

全く自責しない人も
どうかとは思いますが

とはいえ

自分だってミスくらいするさ

的なマインドでいた方が
自己肯定できるもの。

バランスよく
自分を許す

ということができないと
かえって成長できないものです。


◯臆病な自分を認める


こういうタイプの
自己肯定感が低い人は
自己否定感が強すぎるので

まずは臆病な自分や
不安を感じやすい自分など

ネガティブな部分を抱える自分を
認めること
から始めないと
いつまでも逃げ続けなきゃいけない
感覚から抜け出せず

終わりがない苦痛を
感じながら
生きていかなければいけません。


余計なプライドを捨てる
という表現とも近いですが

闇雲に高くなり過ぎた理想を
捨て去らないと
いつまでも悩み続ける人生を送ります。


よくいるじゃないですか。

常に悩み事を探し出してくる人。

何も起きてないし
平穏な生活の中に

必ず不安の種や
悩みの原因を見つけて

悩みたい人っています。


そりゃ誰だって
理想を高くすれば
悩み事なんて
いくらでも出てきます。

自分より年収が高い人は沢山いますし
自分より友達が多い人もいれば
自分より異性からモテる人もいる。

どれだけ
現実の自分の力を伸ばしたとしても
理想も伴って高くなるから
いつまでも悩んでしまう。


ですから
まずは客観的に自分のダメなところを
認めることから始めないと

いつまでも悩み続ける人に
なってしまいますよ😌

いいなと思ったら応援しよう!

玲/精神科ナース
サポートしていただけると相当喜びます😭